episode 7 ページ9
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Aside
『ぅん…んん…』
まだ眠い目を擦りながら起き上がる。
あれ、孤児院の起床ラッパは？
早朝点呼は？
…まさか、寝坊した？
…終わった。
やばいやばいやばい…、
ってあれ？
右隣には包帯を外した太宰さんの顔が。
ん？
…。
そっか。
僕、孤児院出たんだっけ。(正確には勝手に抜け出した)
「んん…Aちゃん、？まだ寝てていいのだよ…？」
僕のお腹に手を回していた太宰さんは
僕がいきなり起き上がったことに反応して起きてしまった。
寝ぼけているのか目がとろんとしていてかっこいい。
というかかわいい。
一般女性はこれでイチコロだろう
だが
僕は興味ない。
『すみません。
太宰さんが隣で寝ていたことと
遅くまで寝ていたことに吃驚して飛び起きてしまいました。』
いやあ、
なんか一周回って冷静になってきちゃってすっごい堅い敬語になっちゃった。
…まあいっか。
「ん〜…じゃあもう少し寝よう…？」
『…ではお言葉に甘えて…。』
ただお言葉に甘えたわけじゃないんです。
覚醒してきたのかぱっちりと開いた太宰さんの目が
「返事は？」みたいな感じのこと云ってるような気がして
怖かっただけですはい。
モゾモゾとベットの中に戻ると
太宰さんは満足そうに笑って僕を抱きしめて寝始めた。
ねえ、こわい。
なんで抱きしめたの？？？怖いんだけど？？？
…まあいいか。
僕も寝よう。
僕もまだ眠たかったのか目を閉じるとすぐに睡魔が襲ってくる。
僕はその睡魔に抗うことなく、夢の世界へ旅立っていった＿＿＿＿＿(？)
＿＿＿＿＿
僕、『寝る』っていう表現苦手なんですよね〜、あは。
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ほこり(プロフ) - 天然石さん» すみません！ご指摘ありがとうございます！実はお恥ずかしながら、お話を書いた時に題名を書き忘れて、そのままページ数で出てしまったみたいです。本当にありがとうございます！！ (5月1日 21時) (
レス) id: a2a3707143 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 9と10がないです (5月1日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
ほこり(プロフ) - あさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (5月1日 18時) (レス) id: a2a3707143 (このIDを非表示/違反報告)
あ - すっっっっっっっっっっっっごい面白かったです！ (5月1日 16時) (レス) id: 8227299365 (このIDを非表示/違反報告)
美来 - おもろしどす (6月26日 13時) (レス) @page8 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらねこ | 作成日時：2023年5月17日 10時
