episode 6 ページ8
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Aside
『ふわぁぁあ、…スミマセン』
皆さんは覚えているだろうか、今、夜だと云うことを。
12時半、良い子は寝る時間だぞ。
寝ないと身長伸びないよ？？
まァ僕、そろそろ身長止まってきているんだけどね
「森さん、Aちゃん今日どこで寝かせる？」
「ふむ…いきなり場所が取れるって訳でもないし、今日は太宰くんの部屋で寝てもらってもいいかな？」
『はぁい…。眠い…』
「Aちゃん、おぶろうか？」
『おぶって欲しい…です…』
うぅん…いつもは10時に寝てるのに12時半まで起きてたら流石に眠いな…
太宰さんは僕の前にしゃがんで手を後ろに伸ばす。
僕は太宰さんの背中に乗ると肩に顔を埋めて首に手を回した。
すると太宰さんは「なんか違う…」と云ってソファに僕を下ろした。
はい？？？
太宰さんは今度は僕の膝の裏と肩に手を置いて僕を持ち上げる
「うん、こうだ」
『なんで変えた…？？』
「ほら、私ジャケットを肩にかけているだろう？」
『あーそゆことね……。…おやすみ…です……』
「うん、おやすみ。じゃ、森さんこの子は私の部屋に連れてくね」
「ああ、じゃあAちゃんは任せたよ。
今日の分の任務は明日に回しておくから。」
「はーい」
＿＿＿＿＿
太宰side
目の前ですやすやと眠る少女の名はA。
今日出会ったばかりの初対面の子だ。
いや、初対面の男の前で易々と眠れるAちゃんは凄いな…
森の中に孤児院がある、と聞いていたので
面白い子はいないかな
と少しだけその森に入ってみるとこの子に出会った。
そしてこの子を一目見た時ピンと来た。
これが一目惚れというものか、と。
「ふふ…」
Aちゃんの頬をするりと撫でると『んん…』と云って手に擦り寄ってきた。
かわいいなぁ…まるで猫みたいだ。
明日は任務が終わり次第Aちゃんに服を買おうか
など色々考えた後Aちゃんの隣に転がって自分も眠ることにした。
「おやすみ、Aちゃん」
そう云っておでこにキスする。
5歳差か…いけるのではないか？
そんなことを考えながら眠りにつく。
Aちゃんが居なくならないよう抱きしめながら＿＿＿＿＿
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ほこり(プロフ) - 天然石さん» すみません！ご指摘ありがとうございます！実はお恥ずかしながら、お話を書いた時に題名を書き忘れて、そのままページ数で出てしまったみたいです。本当にありがとうございます！！ (5月1日 21時) (
レス) id: a2a3707143 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 9と10がないです (5月1日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
ほこり(プロフ) - あさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (5月1日 18時) (レス) id: a2a3707143 (このIDを非表示/違反報告)
あ - すっっっっっっっっっっっっごい面白かったです！ (5月1日 16時) (レス) id: 8227299365 (このIDを非表示/違反報告)
美来 - おもろしどす (6月26日 13時) (レス) @page8 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらねこ | 作成日時：2023年5月17日 10時
