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ただいま、なんてもう何年もう使ってない言葉。
俺は18で東京に出てきて
大学に通ったものの、就職活動に失敗して
結局バイト掛け持ちして立派なニート生活。
俺が夢見た世界なんて
1度たりともお目にかかれないような
幻の世界だったんだと、思い知らされる日々だった。
鍵とポケットから出てきた小銭を玄関に置き捨てて
ドタドタとリビングに向かう
ドアを開けるとジメッとした空気が頬を撫でる。
ボロアパートだからなかなかエアコンのがたも来てて、
6月の蒸し暑さが襲う。
ブルゾンを脱ぎ捨て、
電気をつけると、
お馴染みのソファに何故か
ブランケットがほおり投げてあるのを見つけた。
そのブランケットが心なしか動いて見える。
……ん？
俺こんな所にブランケット置いたか？
まぁ、１週間も前の記憶なんてないよなー。
そっと近づくと
白く細い足首が覗いた。
嘘だろ……？
丑三つ時ってほんとに出るのか？
恐る恐るブランケットを剥がす。
「…ひぃっ！！」
そこには、
白いワンピースを着た女の子が
スヤスヤと眠っていた。
嘘だろ…？誰だよ…
見たこともない顔。
白い肌がツヤツヤと光っていて
少しブラウンな髪がふわふわと揺れる
長いまつげが覆い被さる目が
うっすらと光を掴み
俺の目を見た
そして飛び起きた。
「誰？！！」
女の子はブランケットを握りしめて俺を睨みつけた。
「…こっちのセリフ、なんだけど…」
みるみるうちに目が潤む
「もしかして、、この部屋のお兄さんですか…？」
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アサヒ(プロフ) - 櫻子さんのお話いつも楽しく読んでいます。太陽が眩しいのお話もう見られないのでしょうか？これからも楽しみにしています。頑張ってください！ (2018年5月9日 0時) (
レス) id: c89660540f (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10161148135←こちらに記載されてました。 (2018年5月6日 14時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 失礼しますが･･。ニートとは働く気がない人の事を言うのであって働いてる人(バイトなど)の事はニートではなく「フリーター」と呼ぶと思います。 (2018年5月6日 14時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
夢紅(プロフ) - はじめまして。櫻子さんの世界観がどストライクすぎて…。何かがぐっと溢れ出てきそうになります（笑）素敵なお話です（ ; ; ）更新楽しみに待ってます。 (2018年5月5日 2時) (レス) id: 3f3578b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続きが楽しみです。 (2018年5月3日 22時) (レス) id: 3d5cc8d928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻子 | 作成日時：2018年5月3日 13時
