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．
「そっか……分かった」
Aは満足そうに笑って
今日はもう寝ましょうと言った。
次の日、バイト先でシフトを減らしてもらうように頼んだ。
「なんで？佐藤くんバイト辞めちゃう気？」
「いえ、ちょっと新しく始めたことがあるんで」
松本さんはまた不満げな顔をして
「佐藤くん辞めたらつまんないじゃん」
なんて言うから
現場のほかの男の人たちがギロリと俺を睨む
厄介なもんだ。
家に帰るとAが
待ってましたと言わんばかりの顔で近寄ってきて
「勝利、着替えてください」
と、真っ白のTシャツに黒のシンプルなパンツを渡してくる。
「いや、なに？これ」
「写真を撮るんです！履歴書の！」
「はぁ？？」
俺の抵抗は虚しく
気づけばカメラの前に。
「そんないいカメラなんで持ってんの？」
「私の趣味ですから。」
高そうな一眼レフを嬉しそうに撫でる
「ふぅん、早く撮ってよ」
何回かシャッター音が鳴り
満足したのかうんうんと頷くA
「あとは勝利の歌を録音して、履歴書書くのみです！」
すごく、準備が早い
「え、もうそんなとこまで？」
「あったりまえです。競争率の高い世界なんですよ？！
早く始めないと。もったいないんです」
「なんでそこまで俺に熱心になるの？」
その言葉に少し黙って
Aは息を吐いた
「私が勝利のファンだからですよ」
俺のファン…
嬉しそうに微笑むAを見てると
くすぐったくなって
「やめろよ」
なんて癖が出た。
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アサヒ(プロフ) - 櫻子さんのお話いつも楽しく読んでいます。太陽が眩しいのお話もう見られないのでしょうか？これからも楽しみにしています。頑張ってください！ (2018年5月9日 0時) (
レス) id: c89660540f (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10161148135←こちらに記載されてました。 (2018年5月6日 14時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 失礼しますが･･。ニートとは働く気がない人の事を言うのであって働いてる人(バイトなど)の事はニートではなく「フリーター」と呼ぶと思います。 (2018年5月6日 14時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
夢紅(プロフ) - はじめまして。櫻子さんの世界観がどストライクすぎて…。何かがぐっと溢れ出てきそうになります（笑）素敵なお話です（ ; ; ）更新楽しみに待ってます。 (2018年5月5日 2時) (レス) id: 3f3578b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続きが楽しみです。 (2018年5月3日 22時) (レス) id: 3d5cc8d928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻子 | 作成日時：2018年5月3日 13時
