先輩、【shp】 (ページ2)

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（まだ書き始めたばっかりなのになあ…w）ページ2

「あ、A先輩や」
「ん、お疲れ様、平和」

平和。…会社上での後輩。
なんか私にダル絡みしてくることもしばしばある。
が、私も残念ながらそこまでニブく無いし「あの平和に春春(恋の季節)か～」というノリである。
まあ嬉しいんだけどね！！ハハ！！(某人気ネズミ風)

(…何してんだ自分。気持ち悪いぞ)
これじゃ私が平和のことが―…。

…ってないから！！！
あんな変態＆ロリコンのどこがええんや！！！
平和の純情(であろう)恋心を見事に踏みにじっておく。
よし、これで―、「ところで先輩、今日メシ行きません？」

ワアΣ(´∀｀；)

「…いや、今日はやめとこっかな」
「いや！逆に考えてください！なかなか無いですって、俺からなんて」
「ん～どーしよっかな～？」
「いや頼みますって！」

この他愛のない時間が本当に好きだ。
この大したことないことを話して、それで笑うのが好きだ。
―認めたくないけど、そういうところ、大好きだ。

こんな時間が、永遠に続けばいいのに、と思った。

本当、神様は身勝手だと思う。
いや、私が恵まれてないだけかも。

気づくと、私の頭から血が垂れていた。
痛かったのは一瞬だけで、その後は不思議と何も感じなかった。

「…先輩！！」

走りすぎていく大型トラック。
呆然とする平和とそこら辺のサラリーマン。
この世は醜かったけど、そこも私に似てて好きだったなあ。

死ぬことは怖くなかった。
欲を言えば、もうちょっと平和と恋したかったし、告白もされたかったかもなあ。

「ばいばい。－ひらかず。」