ジョングク栽培キット【JK】

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小僧がうちに来て、早くも4日の時が経った。





いや初対面の相手の家に4日て。

お迎えまだなわけ？

おいホソガ、知ってんだぞ。

お前俺のこと通知オフって非表示にしてるだろ。





修行だなんだと言うわりには特に何かするわけでもなく。

ただ一緒に起きて、食わんでもいい飯を食って、アミたちとピクチン会開いて遊んで、うんこついてきて、おやつ食って、研究室の端っこで昼寝して、また飯食って、風呂でナイトクラブごっこして暴れて、寝るだけ。





「あみちゃん。ももたろー よんで」

「え〜またぁ？これで今日3回目だよ」

「だって、ももたろー つよくて かっこいーんだもん」





マジで、家出してきた意味ある？？





と、そこでだ。

いいことを思いついた。

要は簡単な話、飼い主がキャーキャー言わざるを得ないような状況を作ればいいんだろ？

こいつの容姿は元々かなり整ってる。

つまり、ちょうどいいところまで“成長”させてやればいいんだ。





「お前、かっこよくなるためならなんでもするって言ってたよな？」

「うにゅ？うんっ！」

「よし言ったな？なら早速アレを、」





「待ってゆんぎ。ま、まさか……、」

「あぁ。そうだ」

「だだ、ダメ……、この子にはまだッ…………！！」





「なぁに？なにするのー？」





別に恐れるこたぁない。

オトナカッチョイー男になりたいんなら、





「四つん這いになってケツの穴広げろ」















もしかしたら俺は今、禁忌を破ろうとしているのかもしれない。





「おねがい ししょー。ぼく はじめてなの。だから、やさしくしてね……♡」





自分が手掛けたものとはいえ、仮にも今は人から預かっている立場。

もしも失敗したらどうなることか…………。





「ししょー、はやく、きて♡♡」

「ぐうちゃん本当に大丈夫？コレがお尻に入るんだよ？怖くないの？」





坐薬タイプの急成長剤。

絶賛製作途中で、飲む活力剤のように手軽に服用できる形まで研究が進んでない。

そのためサイズ感はなかなか。





「Aちゃんのため、Aちゃんのため、がんばれじょんぐく！おまえならできるっ！！」





軽く、ピンポン玉くらいはある。


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