ジョングク栽培キット【JK】

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にしても、今日の僕はいつにも増して美しいな。

こうして大きな全身鏡で見ると美しさが際立つ。

広く逞しく男らしい肩、余分な脂肪が一切ないウエストライン、すらりと伸びた長い長い長ぁーーーい手脚。

そして身体の中心に堂々と佇む、ビッグでタフでパワフルで、尚且つ繊細で可憐さも兼ね備えているこのイチモツ。





「じりみよん。むこーがわ、みえる？？」

「ん〜あぁ〜う〜、惜しい見えない。あとちょっとなんだけどな……」

「ぼくが かたぐるまと おならろけっと してあげよーか？」

「お！マジ！？」





はァ……、四方八方どこから見てもかっこいい。





「Aチャンのたわわナマおっぱぃ早く見たい見たい見たい見たいそしてあわよくばいつか揉みしだきたい」

「ぅﾞ……、んﾞ、っ…………、んがぁ〜っ！！だめだぁ。がすけつ(・・・・) みたい」





ていうか、さっきからなにナチュラルに女湯ノゾキ見ようとしてるんだ？

普通にアウト、ピクチンだからってなんでも許されると思ったら大間違いだぞ。





「ジョングギはまだしも、お前はダメだジミナ」

「えぇ〜でもぉ〜〜、」

「でもじゃないッ！こういうのは年齢順、まずはヒョンを担ぎなさいッ！」

「だって……………………、ん？？？」





年功序列という言葉がある。

僕を差し置いて先にいい思いしようだなんて生意気な。





「女湯にはAチャンとおばあちゃんしかいないんですよ？ジンヒョンが見たところで得しないんじゃ」

「ノンノンノン、分かってないな。いいか？誰がいるとかいないとか、そういう問題じゃないんだよ」

「…………なる、ほど？」

「Aに知られたら今度こそ兄妹の縁を切られるかもしれない。このギルティでスリル満点な行為そのものにヒョンは興奮している」





「ぼく あんまりわかんないけろ、じにょんが きもちわるぃってことだけは、わかる」





哀れんだ目を向けてくるジョングギに構わず、背中に乗ってタイルをよじ登ろうとすると──────、















「オッパ、見えてなくてもしっかり聞こえてるよ。ところで分かってると思うけど、許可するまでしばらく話しかけてこないでね。てか私たち用のハイヤー手配して今すぐ帰って」















「ばいばい、じにょーん」

「かわいそすぎワロタ」





フォローすることなく笑顔で手を振る2人に見送られ、僕は泣きながら家路についた。

その後、1週間寝込んだのは言うまでもない。


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