ジョングク栽培キット【JK】

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その粘った白濁液は勢いを増し、私の顔面にまで飛び散り、





「あ、女の子の顔にぶっかけるこのプレイ、ジンヒョンが好きでよく見てるやつだ。えっとなんだっけ……、顔(がん)シャワーじゃないし……」

「ティッシュくらい差し出せ？あと思いがけないところで実兄の性癖聞かされる私の気持ち考えろ？」

「ヒョンの主食はロリっ子妹系だから、ヤキモチ妬かなくても大丈夫だよ♡」

「あああぁぁぁぁ一番聞きたくなかったァァァァﾞ！！！」





ジミンとあーだこーだ言い合いをして顔を拭ってるうちに、





「おんぎゃー！おんぎゃー！キャッキャッ、ギャハハハッ！！」





「うっ、うううう、生まれたどぉ〜〜〜〜〜〜〜ｯｯｯ！！！」





大きいおめめがこぼれ落ちそうなめちゃカワうさたん顔な男の子が飛び出してきて、既にぶぃさんに抱かれていた。

頭の上には一輪のお花、装いは紫の全身タイツ。

タイツとタイツのコラボレーション……、カオス。





「決定的瞬間に立ち会えてカンムリョー！ほらAっち、抱っこしてあげて！」

「は、はいぃ、！！」





恐る恐る手を伸ばし持ち上げると、なぜか紫が一瞬で弾けて、





＼＼ ｯﾊﾟｧ〜〜〜〜〜ﾝｯｯ！！！ ／／





…………似たような光景、ついさっきも見た。





「ハミちんどころかモロちんじゃ〜ん！坊や笑いを分かってるね〜！早速ボクちんの弟子にしてあげる☆」

「んきゃはははっ！！」





私の腕の中で笑う小さな命は、確かに重みがあって温かく、つい先程まで鉢植えの中にいたとは思えない。

そもそもどうして植えた当日に生まれたんだろうとか、なんで茎がちんの棒だったんだろうとか、思うところは色々あるけれど。





「かわいい……、かわいいっ！！」





実際に自分の手で抱き締めたら、そんなの全部どうでもよくなった。





「私の名前はA。分かるかな？」

「テテだよ珍宝丸〜」

「珍て。勝手にダサい名前付けるのやめてくださいよ」

「可愛いねぇ珍宝丸〜」





「俺はぶっかけ太郎がいいと思う」

「ジミンもやめて」





私にとってのファーストピクチン、どんな名前にしようかってずっと考えてた。

いくつもの候補の中、今顔を見たら直感でビビっときた。

この子の名前は、





「今日からよろしくね、ジョングク！」


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