ジョングク栽培キット【JK】

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ツンとつついてみればピクンピクン反応し、調子に乗った悪ガキが上下に扱いてみれば血管が浮き出てきて、もうどうしたらいいか分からない。





「ホソクさんに相談するしかないじゃん……。でもどうやって？なんて説明する？」

「ホソギオッパ〜私のベイビーてぃーんがビンビンなんですぅ〜♡って」

「そんなん言えるわけないでしょバカなの！？バカだわ！！」






成長過程を報告すると約束したけれど、現状をストレートに伝えるのはさすがに無理な話。

一旦ホソクさんは置いといて……、よしっ。

ぶぃくんだ、私の教科書であるぶぃくんに相談しよう。

ピクチン一筋のあの人なら絶対に知っているはず。





そう思い彼のSNSの画面を開くと、





「あ、テテだ」

「……テテって？」

「こいつの名前。テヒョンっていうの」

「え、知り合いなの！？」

「そこの公園でAチャンにあげるお花摘む時によく会うから友達になったんだー。だいたい緑の全身タイツ着て、草むらで野生のピクチン探してる」

「ｾﾞﾝｼﾝﾀｲﾂ？」

「誘い出すためにはまず自分が自然と一体化しなきゃいけないらしいよ。葉っぱ両手にほふく前進してたらこの前しっかり職質されてたけどね」





あ、動画のキャラとかじゃなくて普段から変な人なんだ。

白昼堂々それは職質されて当然だわ。





「この時間はサイクリングロード辺りうろうろしてると思うから、とりあえず行ってみよ」





そんな都合よくいてくれるはず…………、















「おぉジミナ！おはよー！！」





全身タイツマンいたぁぁぁぁァァァァ〜〜〜〜。















「へへ、見てよこれ。ぼーっとしてたら犬のうんちついちった☆」





しかも前面にべっとり焦げ茶のいらないオマケ付き。





「初対面でこりゃキチィな……」

「紹介するね、ラブリーなこの子はAチャン。tintinがおっきくなって困ってる俺のハニーだよ」





語弊がある。





「へぇー！はじめまして珍子ちゃん。こんなうんちまみれな状態で恥ずかしいですなぁ。アハハ、よろしくね」

「あｯｯ、握手は大丈夫です。今のその服で拭う動作であの、手にアレがアレしたんで」





「テテに聞きたいことあるんだけど、おっきくなったデカブツの対処法知らない？」





だーから、誤解招くから説明端折んないでよ。





「え？そんなん簡単じゃん。しこぴゅっぴゅー♡ってしたらすぐしなしなになるで」





あの。

会話成立する気配がないのですが？


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