今日もこの森の中で【ALL】 (ページ30)

今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:83,534 hit

𓅙 ページ30

.

『ユンギヤ飲みすぎじゃないのかぁ？このボトルほとんどお前だけで空になりそうだよ』

『俺ぁまだ飲めます。ジニヒョンと飲めるのが嬉しいんです。ヒョンと飲むと、すげぇ美味く感じるんですよ。なんでだろ？』

「うっっっわ何……？急に甘。甘すぎだろ。これほんとにオッパ？」

『オーヤッッ……お前そんなこと思ってたのか！なんやかんや言ってやっぱり俺のこと好きなんじゃないか〜！ほら、ヒョンにも注いでくれ』

『はい。俺はいつも好きですけどね。ヒョンもでしょ？』

「ヤダコレナニコレナンダコレ……なんで私挟んでイチャイチャしてんの？何見せられてんの？もしかして私、見えてない？」

あらあらあらユンギオッパから肩まで組んじゃって、普段の態度からは考えられない程お砂糖たっぷりだ

いつも飲んでてもこんな風になることないのに

みんな揃って集合できたし楽しそうに遊ぶ弟たちっていう肴もあるし、きっと気が緩んでるんだな

でもさ、普通こういう時女の私に対してそうなるもんじゃないの？

からの、キュンです♡な流れになるとかさ……

可愛いレディーここにひとりおりますが？？

差し置いて年上の男2人に目の前でイチャつかれる私の気持ちは？？？

もうヤダ見てらんないこっちが恥ずかしくなってきた

『いやぁ気分がいいね。ほらA〜エビまだ余ってるから食べなさい、好きでしょ？剥いてやるから。なんだったらオッパが口移ししてやってもいいぞ？』

「あんまり調子乗りすぎると顔の横から滝流すよ。こちらいつでも出せますけども」

『おい、その話はやめろ思い出す』

“ あの時 ”を思い出したジンくんが手を叩きながら崩れ落ちてどんどん床を磨いていく

それとは対照的に下を向いて口を抑える約1名

もうやだぁー

白目を剥いて天を仰ぎ、背もたれにもたれ掛かっていると

さっきまで転がっていたナムジュニがリビングからやって来て前かがみになり、小声で耳打ちする

『Aもうそうそろアレ(・・)、用意しよ。ホソギもいつでも出せるって』

.