今日もこの森の中で【ALL】 (ページ28)

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「ジョングギなんのケーキが好きかなぁ。あの子なんでも喜んで食べるからコレっていうのが分かんない」

『すごーい。チョコにタルトにいっぱい種類ある。これじゃ迷っちゃうね』

「無難にショートケーキ？でも確かジンくん生クリーム苦手だよね」

『ふふっAヌナ任せて。あいつはチーズケーキだよ。僕らが大学時代誕生日祝いした時に1番好きって言ってたの、覚えてる』

そうか、彼が大学生の時から仲がいいから好みなんて熟知してるのか

ずらりとオープンショーケースに並ぶホールケーキから綺麗で美味しそうなものを吟味する

どれもフルーツがツヤツヤしてお洒落にデコレーションされていて、まるで宝石箱みたい

別でプレートとチョコペン、ロウソクを選んで完了だ

𓂃 𓈒𓏸 𖤣𖠿𖤣𖥧𖥣｡𖥧 𖧧𖤣𖥧𖥣｡𖥧 𖧧𖤣𖠿𖤣 𓏸𓈒‬‬ 𓂃

家に戻るとタイミングよく年長者2人も揃っていてくれて胸を撫で下ろす

ジンくんとユンギオッパがいないと支度が不安だったから

ホソギとジョングギはやればできるんだろうけど少々心もとないし、私含めて残りの4人はまるでお話にならない

むしろいない方が仕事が捗るレベルだ

『おかえり。ポニーちゃんお肉ちょうだい、オッパが切るよ。見事な包丁捌き見せてあげるから、見てな』

「えっと〜ユンギオッパは野菜ちゃんたちお願い。洗うくらいならできるから私――

『あーAは台所立たなくていいから。俺洗ってくのでヒョン切るのお願いします』

『おう、分かった』

ちぇーっお小言マンに止められたよ

長芋と戦ったくらいだし私にだってそのくらいできるのに

まぁ、あの時は完敗だったけどさ

『ねえ！！オッパのこと見ててってば。いい？まずはね、お肉の余計な水分をキッチンペーパーで拭うんだよこうやって――

「ジミンちゃん。ケーキバレないように持ってきて冷蔵庫に入れたいから、このバナナ使ってグギの気引いといて」

『はぁい』

『ちょっとぉ！こんなにいるのに誰1人として俺のこと見てくれないじゃん！！お前たちだってこのお肉食べるんだろぉ！？』

あーお腹すいた

早くお肉食べたいよ

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