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あの後、今度はどの店に行くのかで
ギャーギャーひと騒ぎして、
結果Aの行きたい店に行こうということになって。
相変わらずうるさい俺らに、
Aはニコニコ笑ってた。
Hokuto「最初からAの行きたい店でよかったじゃん。」
Jesse「ほくとなんか言った？」
Hokuto「いえ何も〜」
お店に着いてから、予約しておいた個室に通されて、
樹がAを呼んで
ちゃっかり隣を確保しているのがムカつくから
反対側の隣をちゃんと俺がゲットした。
各々で好きなものを頼んで、話も盛り上がってきた頃。
目の前の料理に入っているピーマンをずっと見つめて
箸を動かさずにいるA。
Hokuto「A、ピーマン苦手なの？」
「ばれた？笑
でもそろそろ覚悟を決めようと思ってるんだけど、」
我慢して食べないと、という感情と戦っているのが可愛くて、
Hokuto「ねえA、人参たべれる？」
突然そんなことを言う俺に、
びっくりしながらも、「人参は好きだよ！」と言うA。
Hokuto「じゃあさ、このピーマンと人参交換しない？
俺ピーマンは食べれるけど人参は苦手なの。」
そうみんなには聞こえないくらいの声で言えば、
ほくとくん可愛いね、なんて言いながら
俺のお皿の人参を食べて、ありがとう！と俺に笑いかけた。
Hokuto「うん、」
Aの苦手な食べ物を知ってるのはこの中で俺だけ。
そんなことにすら少し特別な気持ちになって。
Hokuto「可愛いって言うのはあんまり嬉しくないけど、」
ピーマンを口に運びながら、
Aに聞こえないようにそんなことを呟いた。
Taiga「ねえ〜こ〜ち助けて〜〜〜！！」
Yugo「お前ら明日休みだからって飲みすぎなんだよ。」
いつの間にか樹はAの隣から移動してて、
大好きな京本の隣でちぎれるんじゃないか
っていうくらい京本を抱きしめてて、
2人の光景を楽しそうに見てるジェシーと慎太郎。
かと思いきや2人で急に意味わかんないことして笑い始める。
それを多分樹に追い出されたであろうこーちが
Aの隣で呆れながら見てる。
でもなんだかんだジェシーとかにちょっかい出されて楽しそうにしてる。
Hokuto「この中で冷静なの俺らだけじゃん、」
「ほくとくんはあんまり飲まないの？」
Hokuto「まあ、こいつらちゃんと帰さないとだし、」
なんていうのは表向きで、
2人で話せるこの時間をちゃんと堪能しないとなのに酔ってられるか。
なんて我ながらキモいな俺。
とか思ったり。
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nkmr(プロフ) - 滴さん» コメントありがとうございます！頑張って更新して行きます(^ ^) (2020年5月25日 2時) (
レス) id: 8949c23d20 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年5月20日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nkmr | 作成日時：2020年5月13日 2時
