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あれから、衣装も本格的に決まって来て、
俺らのダンスのレッスンとかの合間に
採寸をしたり、打ち合わせをすることがあって、
Aが俺らのスタジオにいることも多くなった。
まあ嬉しいんだけどさ。
やっぱ近くに好きな子がいる中での練習って
ソワソワするのよね。
今Aは隅っこの方に座って
PCをカタカタしながら電話してる。
そこは絶対に縫い目がない方がいいとか、
そこには絶対この付属を使いたいとか。
うーんと唸りながら一生懸命相手に説明してるみたいだけど、
俺にはよく分からない言葉ばっかり。
でも、それだけこだわってくれてるんだと思って嬉しい。
Hokuto「A、お疲れ様。」
少し休憩にしようと言うことになって、
俺は自販機で買った飲み物を2つ持ってAの元へ。
「あ、ほくとくんお疲れ様。やっぱりみんなダンスすごいね、」
PCから目を離して俺に笑いかけると、
メンバーを見てそう言った。
Hokuto「うん、一応ジャニーズだからね。笑」
Hokuto「これ、どっちがいい？」
Aの前に飲み物をおいて、選んでいいよ、といえば
いつもの笑顔でわ〜ありがとう！と。
ただの飲み物なのに真剣に悩んでるのが可愛い。
「ん〜こっち！」
目に少しクマができてて、
きっと色々考えて疲れてるんだろうなってわかる。
言うなら今しかないと思って
Hokuto「あのさ、」
と声をかけると、
選んだココアを飲みながら、
俺を見上げて、ん？って。
Hokuto「今日、ご飯食べに来ない？」
え？っとびっくりしてるA。
今回こそは積極的に。
Hokuto「お疲れのAに松村の特性ご飯を作ってあげようかと、思って。」
断られたら立ち直れないなこれ。
「いいの？」
Hokuto「えっ、」
嬉しそうに言うからこっちの方が驚いちゃって。
Hokuto「あ、うん、もちろんもちろん！」
慌ててそう言って
心の中で何度もガッツポーズしてたら、
タイミング悪くあいつらが俺を呼ぶもんだから。
Jesse「ほくと！！抜け駆けはもう終わりだ！AHAHAHA」
Shintaro「戻ってこいほくと〜！」
Juri「そろそろ再開だってよ〜！」
「ふふ。ほくとくん呼んでるよ？」
Hokuto「あ、じゃあ行くわ！終わったらまた連絡するから、待ってて。」
そう言ってメンバーの元に戻ったけど、
多分ずっとニヤニヤしてたと思う。
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nkmr(プロフ) - 滴さん» コメントありがとうございます！頑張って更新して行きます(^ ^) (2020年5月25日 2時) (
レス) id: 8949c23d20 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年5月20日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nkmr | 作成日時：2020年5月13日 2時
