_fin. ページ27
.
Aside
いつも主導権は私にあるのに、
今回は彼が主導権を握っているらしい
甘い甘いキスを落とされた後、熱がこもった目で私を見つめる彼は女の私でもなぜか怯むほど綺麗だった
北 ｢……A以外、興味無い。、愛してるよA。｣
私を安心させてくれるその声と言葉がたまらなく嬉しかった、
北人に呼ばれる名前がこの世で1番好き、
『… 私も。北人。』
その言葉を皮切りに熱いキスを次々と落としてくる北人は男の顔をしていた
彼の手が私のシャツの裾に触れ、肌に冷たい感触がきた時、
私は彼の胸板を叩いて 終了の合図を示した
『…はぁ、…北人、パスタ冷めちゃう、よ』
明らかに不機嫌になる彼は、先程とはうってかわって可愛い男の子の顔をしていた
表情豊かでとても面白い
北 ｢…っ、今このままその流れだったじゃん、！｣
あのまま私が何もしなければ確かにそうだった
でも、からかいたくなってしまうのが私だ
『…… おあずけ。』
そう言って目配せをすれば途端に顔を真っ赤にし、
ブツブツ文句を言いながら 彼は席に着いた
そんな彼に私は、
『…北人。』
北「、ん？」
『… あとで、ね？』
といって トドメをさしたら
北「…… 覚悟しとけよ？って話」
耳を真っ赤にしながら 平然を装って
そう言う北人がどうしようもなく愛おしかった
…… 結局、今回も主導権は私にあったみたい、(笑)
こんな距離感が私は好き。
私が微笑んだら、
それを見て北人も優しそうに見つめてくれる。
私がからかったら、
北人は耳を真っ赤にしながら応えてくれる。
… 幸せだな、、
いつまでもこんな関係が続きますように
_fin.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 447人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんず(プロフ) - 健太くんでヤキモチ系のお話みたいです！ (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 39ba8778bf (このIDを非表示/違反報告)
はるいつ(プロフ) - 樹くんでハッピーエンドで終わるお話が見たいです！ (2020年2月22日 13時) (レス) id: fa9797b079 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年11月12日 13時) (レス) id: 4dcb5a80ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすぱらがす | 作成日時：2019年10月6日 20時
