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A side
しばらく無言が続いているけれど、
彼は私を抱きしめている腕の力を緩める気配すらない
北 ｢…… 変｣
『え？』
北 ｢甘えたいときは、素直に甘えなよ｣
びっくりした、
そんなに寂しいのが全面に出てたんだろうか？
北 ｢A、俺だって男だよ、いくらAが年上だからって……｣
『…別に嫉妬なんてしてない』
…やってしまった、お仕事の話なのに、
北 ｢へ？｣
間違えた、寂しいというつもりだったはずが
何故か昼下がりに見た映画の方を言ってしまった
『な、なんでもない、早くパスタ食べよう？冷めるよ。』
そう言って腕から逃れようとするけど
いとも簡単に捕まえられてしまう
北 ｢…もしかして、映画？｣
はぁ、かっこ悪いと思われただろうか
彼の前では自然体だとしても、完璧な女でいたかった
今まで、北人が嫉妬したことは沢山あったけれど
私が嫉妬したことはなかった。
なかったというより、隠してきたし、
それを北人は見破ったことが1度もなかった。
だからだろう、北人が驚いてるのも少しわかる
北 ｢……Aが嫉妬してくれるなんて思わなかった｣
『そりゃ一応女だし……』
北 ｢、やべ、めっちゃ嬉しい｣
『別にそんな嬉しがることでもないじゃない』
腕から抜けてキッチンに行こうとしても
……その数秒後には何故か彼の腕の中にいる私。
だけどさっきとは状況が変わって正面から抱きしめられた
優しく、頭に手を置いて。
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あんず(プロフ) - 健太くんでヤキモチ系のお話みたいです！ (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 39ba8778bf (このIDを非表示/違反報告)
はるいつ(プロフ) - 樹くんでハッピーエンドで終わるお話が見たいです！ (2020年2月22日 13時) (レス) id: fa9797b079 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年11月12日 13時) (レス) id: 4dcb5a80ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすぱらがす | 作成日時：2019年10月6日 20時
