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Hokuto side
何故か今日は帰ってきた時から
彼女の姿に妙なオーラが漂っているように感じていた
最初はわからなかったけれど、
じーーっと見つめていれば何となくわかった気がした
それが確信に変わったのはほんの数秒前
いつもより少し低めの声で彼女を呼んで抱き締めれば
A「なによ、どうしたのほっくん、今日はあまえたさん?」
あぁ、やっぱりか、
彼女は甘えたいとき、俺のことをほっくんって呼ぶ
いつもは北人なのに何故かほっくんと呼ぶ時
大体甘えたいときなんだろうと密かに確信していた
多分その事にAは気づいてない
彼女はとても大人びている
でも大人びているように見えて実はそうではない
俺は最近のAは、なにかを頑張っているかのように感じていた
『…… どっちが?』
そうやって耳元で呟けば、Aの心臓がだんだん早くなる音が聞こえたような気がした
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あんず(プロフ) - 健太くんでヤキモチ系のお話みたいです! (2020年2月22日 13時) (レス) id: 39ba8778bf (このIDを非表示/違反報告)
はるいつ(プロフ) - 樹くんでハッピーエンドで終わるお話が見たいです! (2020年2月22日 13時) (レス) id: fa9797b079 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 続きが気になります!頑張ってください! (2019年11月12日 13時) (レス) id: 4dcb5a80ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすぱらがす | 作成日時:2019年10月6日 20時