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ヤキモチ 【Kenta.K】 ページ16

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Aside





現役高校2年生、
この私にになんと！彼氏が出来ました！



といっても私が猛アタックの末に勝ち取った恋なのです
高1のときに一目惚れしてから、ずーっと片思いだったのが
この春やっと念願叶い、彼の特別な存在になれたの…


『……暑くなってきたねえ…、はぁ〜〜〜』



とある昼休みの時間。



奈々「…わぁ、またでっかいため息だねえ、どうした？」



そうなんです、
私、悩みがあるんです



『… 最近、愛を感じない、』


奈々 「…… は？」



奈々は去年も今年も同じクラスだったの
なんでも話せる大切な友達



『…… だって、健太くんモテるし、私適当に流されてる気がするんだよ、奈々〜〜〜〜 』




私の彼はみんなに優しい


彼とは、神谷健太くんのこと、
かっこよくてダンスができていつもクラスの中心にいる
でもちょっと抜けてるところがある、おばかさん


みんなに優しくてそんないい所たくさんだなんて
人気者じゃないわけがない



…… もちろん女の子にも人気あるし。




奈々 「なに、嫉妬か？」




『… うーん、認めたくないけどそんなとこ、』





彼女になったらなったで物足りないっていうか、、、




奈々 「… あ！じゃあさ……」





そういって奈々が提案してきたのは
ちょっとやりすぎじゃない？って思った内容だった





奈々 「…いや絶対、大丈夫だって」




『…でもそれでほんとに、別れちゃうってこともありえない？』




奈々 「、なに半泣きになってんのよ、もしそうなったらそれまでよ！！」




え〜〜、奈々さん、それは大胆すぎやしませんか…







健太 「なーに話してんの！」



『うわあああぁ！』




健太 「え。なに。おれの顔そんなこわい？」



『…なんでもない、ごめんね笑』


健太 「…ふーん」




ああ、愛しの健太くんのことを
おばけ かのように驚いてしまった、




気になるらしくて凄く聞いてくるから


隣のクラスからはるばる来たらびっくりしちゃうよ〜、(笑)


ってごまかした、



奈々を見ればクスクス笑ってる、
わたしたちで絶対遊んでるよこのひと〜









どうか成功しますように、この作戦……









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