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Itsuki side
…… やっと会えた、そう思った
5年も見てない後ろ姿なのにこんなに一瞬で気づくものなんだ、
『、A… 』
そうやって5年前も呼んでいたように優しく呼ぶけど
いくら呼んでも振り返らない彼女は下を向いていた
…びっくりしてるんだろう、無理もないと思う
だって、ジムで再会なんて偶然にも程がある
もう1回だけ、
こっちを向いてって気持ちを込めて名前を呼んだ
『A、』
A「…んで、なんでここにいるの、」
俺の願いは叶わず、下を向いたままそう呟いた
なんで、って言われても、偶然としかいいようがない
『…… 泣いてるの？』
鼻をすする音がジムの廊下に響きわたっているくせに
強がる彼女が愛おしくて、
A「… 泣いてない」
考えるより先に体が動いてた俺は優しく抱きしめた
『…… 迎えに、来たよ』
耳元で小さく呟けば、頷く彼女
なんか、一段と細くなった気がするのは気の所為？
A「…… 遅い、ばか」
『、ごめんって』
俺よりも身長がずっと小さい彼女が
涙を溜めながら俺を見上げる姿がとても綺麗だった
我慢できなくて、顔がそのまま近づいた瞬間、
北 「はーい、イチャイチャしてるとこ悪いけどここ公の場」
『…… 北人さん、、』
北人さんと一緒にこのジムに来たの本気でわすれてた、
北 「…お前アホなの？」
俺に毒づいたあと、視線をAに向けた
まぁ確かにこのままキスしてたら止まらなかった、
立場もなにも考えれてない俺には助かったかもしれない
北 「…ごめん、えーとAさんだっけ？とりあえず離れて違う部屋行こっか？(笑)」
A「…すみません、」
北 「いやいや〜、悪いのはこいつだからさ、謝んなくていいよ〜」
そうやって指をさす北人さんに睨まれたけど
だって、仕方なくないすか、5年ぶりなのに、
北 「はい、ここならいいよ、まぁ家帰ってもらう方がいいけど、とりあえず？」
そういって北人さんは芸能人様用？っていうのかな
自分でいうのもあれだけど、、
個室があってそこに連れてきてくれた
『…… すいません、ありがとうございます。』
北 「…次からは気をつけるように！じゃ！Aさん、またね！！」
A 「あ、ありがとうございます！」
↓
次に続きます
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あんず(プロフ) - 健太くんでヤキモチ系のお話みたいです！ (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 39ba8778bf (このIDを非表示/違反報告)
はるいつ(プロフ) - 樹くんでハッピーエンドで終わるお話が見たいです！ (2020年2月22日 13時) (レス) id: fa9797b079 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年11月12日 13時) (レス) id: 4dcb5a80ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすぱらがす | 作成日時：2019年10月6日 20時
