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ガラッと教室のドアが開いて入ってきたのは阿部くん。
救世主だー!!!
「想像通りだな(笑)Aのことどうせ困らさせてると思ってたよ。」
阿部くんと一緒に来たのははっしーだった。
深澤「阿部!はっしーどうしたの?」
「俺はAのために来たの。」
そう言って隣に座った。
阿部ちゃんはさっくんとふっかの補習のお手伝い。
はっしーはというとただ見ているだけ…。
1時間の補習が終わり家に向かってはっしーと歩く。
「A、どっか遊びに行かない?」
『え??』
「バレンタインデーのお返しもしてないし、どこか行きたいし…。」
『近場だとバレるでしょ…。』
「Aの実家って湘南のほうなんでしょ?海行かない?海!!サーフィンしたい!!」
『私はサーフィン出来ないよ?』
「それでもいい!!」
5日間の補習が終わりその翌日朝から車を走らせる。
隣にはっしーを乗せて。
「窓開けていい?」
『うん』
はっしーが窓を行けると車内は一気に潮の香りに包まれた。
『サーフィンなら九十九里とかにすればいいのに…。』
「いいんだって!九十九里はよく行くから。」
湘南ではなく鎌倉に着き知り合い?のお店へとはっしーは行ってしまった。
若いっていいなぁ…。
そう思いながら車の中ではっしーを待つ。
スマホを見ると河合先生からLINEが来ていた。
1回ぐらいご飯行くべきかな…?
でもその気にさせちゃったら申し訳ないし…
悩んでいるとコンコンと窓を叩く音がして窓を見るとはっしーが居た。
ドアを開けて外に出た。
『………////』
窓をノックされたときには気がつかなかった。
ウェットスーツ姿にサーフボード。
かっこいい…///
「ぼーっとしてるけど大丈夫?」
『だ…大丈夫!』
二人で砂浜へ降りはっしーは海へ。
はっしーってサーフィン上手なんだ。
真剣に見てたのも最初の30分ぐらい。
そのあとは貝がら拾ったりシーグラス拾ったり…。
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作者名:197651549 | 作成日時:2017年9月23日 1時