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34 ryosuke side ページ34

ryosuke side


Aと校内を歩いている。
すれ違う1年生は憧れの先輩を見るような目で
3年生はあぁ、あれが噂のというような目で見ている。

『はっしーなに食べる?』

「焼きそば!!でもお好み焼きも食べたい
 でも全部は食べれない気がする…。」

『シェアする?』

「うん。」

『じゃあはっしージュース買ってきてよ!
 私焼きそばとお好み焼き買ってくる!』

「どこで待ち合わせる?」

『ここにしよう!』

「分かった!あっ、なに飲む?」

『紅茶!無糖のやつね!』

「了解!」
食堂の自販機へジュースを買いに行く。
なに飲もうかな…?そう思いながら自販機の前に立つ。

同じやつにしようかな?
そう決めてお金を入れて無糖の紅茶のボタンを押した。

「橋本先輩…」
自販機の影から1年生の女の子が現れた。

「なに…?」
そう言いながら下の取り出し口から紅茶のペットボトルを出す。
「先輩のこと気になってて…。
 先輩のこと好きになってもいいですか…?」

「好きになるのは自由だけど、僕がキミのことを好きになるかは分からないよ。」

「先輩、今好きな人居ますか…?」

「いる。」

「ほとんどの人が告白してて断ってますよね?
 本当に居るんですか?」

「いるよ。簡単には手に入らない人。
 まだまだ我慢が必要。もういいかな…?」

「はい…。」

食堂の扉を開けるとそこにはAが立っていた。






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作者名:197651549 | 作成日時:2017年9月23日 1時

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