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28 ryosuke side ページ28

ryosuke side



夕食会場へ行くとAはすぐに会場を出て行ってしまった。
戸塚先生にAはどうしたのか尋ねると体調が悪いということだった。

ご飯を食べて同じ部屋の照とふっかと共に部屋に戻る。
照とふっかは楽しそうに二人でキャッキャッしている。

「ちょっと出てくる。」

「「うん!」」

行き先は生徒は使用禁止の屋上プール。


夜景最高!


ビーチチェアに寝転がっていると
横をターコイズブルーのビキニで下はレースのついた
セクシーな水着を着たスレンダー美女が横を通りすぎた。

「………。あっ………。!」
思わず声が出てしまった。

スレンダー美女は振り返って
『はっしー!?!?生徒は使用禁止でしょ!!!』
と大きな声で言った。

Aだった…。

「あんなに行っちゃいけないところ連れ回しておいて
 よく言うよ。」

『そうだね。』
そう言って横にしゃがんだ。

「Aは一人?」

『そうだよ。』

「ナンパとかされちゃったらどうするの?」

『じゃあ一緒に居てよ!』

「いいよ。」

『プール入ろうよ!』
Aに強引にプールに入れられた。
そして夜景の見える方のプールの縁に捕まる。

『すごい!キレイ!!』
Aは夜景を見てはしゃいでいる。

「A…。あのさ…。」

『はっしー彼女出来たの?』

「えっ?」

『今日一緒に居たじゃん。
 帰る時に私のこと待ってるときに一緒にいる子。
 かわいいよね。
 はっしーとお似合いだと思う。』

「ちょっと待って。あの子、涼太のこと好きなんだよ。
 相談乗ってただけ。そしてめでたく本日カップル成立」

『そうなの?』



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作者名:197651549 | 作成日時:2017年9月23日 1時

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