保健室 1 (ページ21)

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ryosuke side

みんなと話していて
あっ！サングラス持ってきたっけ？と思いしゃがんでバックの中を確認していると河合が喋りだした。

そしてそばにヒールを履いた細い脚。
見上げるとAだった。
あ､下着見えそう(笑)
そう思いAのスカートを引っ張る。
「下着見えそう」とAに伝えた。

『早く立ちなさい！』と顔を赤くしてAは言った。

このあと荷物を預けて手荷物検査を受けて飛行機に乗る。
翔太がAの隣だというから席を変わってもらった…。

『何してるの！？』

「翔太とかわった。」

Aはバッグからスリッパを出して履き替える。
そして上の棚にバッグ入れ席に座る。

「翔太が隣の方が良かった？」

『いや、どっちでもいい。』

機内ではAと話したり映画見たりゲームしたり…。

シンガポールに到着したのは夕方。
荷物を受け取りクラスごとに大型バスに乗りホテルへ向かう。
現地ガイドが片言の日本語で話している。
時差1時間だっけ？と思いながらスマホの時計を現地時間と日本時間両方表情するように設定した。

ホテルに着き部屋へ荷物を置いて19時にロビー集合と言われた。
ちなみに現在18時少し過ぎ。

部屋は照とふっかと一緒。
3人で部屋に入るとまさかのダブルベットとシングルベット…。

「はっしーシングルベットどうぞ」
と岩本に言われた。

「いいの？」

「いいよ。だって照とはっしーじゃ狭いでしょ？」
とふっかは気を使ってくれた。

「ありがとう。」