【ツイステ】飛縁魔は楽じゃない～其の二～ (ページ50)

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そんなものページ50

カオルside

『そんな最初から疑われてたのか』

オルト「そうだよ！兄さんの魔導カメラは誤魔化せないんだからね！」

『別に誤魔化してたつもりはないよ。気は、癖で消してたんだ・・・』

オルト「気を消す癖？」

『なんというか、俺がいた国では』

オルト「日出国には気を操る術師がいるんだよね！」

『流石・・・他の流派の術師に存在を悟られると厄介な事があるからいつも気配を消すようにしてたんだ』

オルト「そういうことだったんだね・・・怪しい人じゃなくて良かった！」

『怪しい人て』

やめてよ。変質者みたいやん。

エース「お前ら、このメンバーで一番の美形を忘れるなよ！」

『いつの間に！？持ち場は終わったのか？』

エース「まぁまぁいーじゃん！で？超絶美形のカオルクンはモテてたんだろ？」

デュース「確かに、女子が放っておかなそうだ。勉強もスポーツも出来るし、料理も上手いし。」

ユウ「物腰柔らかで頼りがいがある・・・完璧だよね！」

エペル「どうなの？(男子にモテてたのかな？)」

ジャック「確かに気になるな(何回告られたんだ？)」

セベク「正直に答えるんだな！」

『お前達、揃いも揃って・・・まぁ、女子に騒がれてはいたな』

女子校やったけど

エース「全男子の敵め！」

エペル「え、すごい・・・」

ユウ「で？彼女は何人？」

『えぇ、付き合ったことは1度もない。というか、ファンクラブが発足してたらしくて・・・』

セベク「桁違いだな」

ジャック「どんな状況だ・・・」

デュース「そこまでいくと逆に女子が寄ってこないのか」

何度も言うで、女子校やけどな！！！

ジャック「ん？そのファンクラブって・・・」

エペル「もしかして・・・ミチルさんが？」

『・・・会員番号1番だと言ってた、って俺の事はどうでもいいだろ、今日のMVPはエースのプロポーズじゃないか？』

オルト「うんうん！録画してあるよ！」

エース「録画してんじゃねーよ！！！」

ユウ「後でオンボロ寮で見ようよ！」

デュース「いいぞ！」

ジャック「楽しみだな！」

エース「ほんと勘弁してくれよぉ～～！」

～オンボロ寮～

『・・・理想の結婚、か』

エペル「どうしたの？」

『いや、イライザさんとチャビーさんは500年もかけて真実の愛に気づいたんだよな。凄いと思ってさ。』

《そんなもの、存在するわけないやろ》

ズキ

これは、誰の声？