【ツイステ】飛縁魔は楽じゃない～其の二～ (ページ23)

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すまないページ23

カオルside

『ええ、そうですけど』

レオナ「・・・」ずいっ

亮「駄目やでお兄ちゃん！」

レオナ「あ？」

亮「Aちゃんの眼を見たら大変な事になるんやで！近くで見てええのは家族だけや！」

レオナ「大変な事ねぇ・・・」

『疑うなら、試してみます？』ニヤ

レオナ「っ！」

亮「だm」

セベク「カオル！なにをやっているんだ！！！」

『あ、セベクじゃん。あけおめー。』

セベク「今年もよろしく・・・挨拶も大切だが！危険だろう！何故サングラスを掛けていないっ！？」

『従弟に取られたんだよ！ほら亮くん、返して？・・・亮くん？』

亮「つ、司くんやー！」

『違うで！？いや、気持ちは分かるけど！！』

セベク「誰だ貴様！！！」

亮「・・・うわぁぁぁん！！！こわぁぁぁい！！！」ダッ

『亮くん！！！セベク！小さい子に怒鳴ったらあかんやろ！このど阿呆！！！』

セベク「あ、す、すまない・・・」

『あの子すばしこいねん、探すの手伝うてちょうだい！』

セベク「了解した！」

『キングスカラー先輩、俺の従弟が迷惑をお掛けしました。見つけたら謝らせますので。』

レオナ「・・・はぁ、わかった」

『では、失礼します』タッ

？side

？「うぅ、ぐずっ・・・」

なんだ？幼子がいるな

『どうした？大丈夫か？』

？「ふぇっ、おにいちゃんだれ？」

『俺の名前か、俺はシルバーだ。お前の名前は？』

？「ハナモトリョウ・・・4さい」

『そうか、名前が言えて偉いな。どうして泣いているんだ？』

リョウ「ツカサくんが、おこって、こわくて・・・でも、カオルちゃんが、心配してるからもどらんと」

『ふむ、カオル・ハナモトを探しているのか』

リョウ「っ！知っとるの！？」

『ああ、とても優秀な人物だ』

リョウ「ゆうしゅう・・・？」

『すごいということだ。探すのを手伝ってやろう。ほら』

ギュ

リョウ「っ！えっと、おおきに！」

とは言ったものの、ハナモトと一度も話した事はない。どうしたものか・・・
セベクか親父殿なら知っているだろう。とりあえず二人を探すか。

後ろから誰か来るな・・・

？「リョウくんっ！！！」

リョウ「カオルちゃん！！！」

セベク「シルバー！こんなところにいたのか！！！」

『丁度いい所に来たな。探してたんだ。』

セベク「リョウ・・・」スッ

リョウ「・・・」ビクッ

セベク「大きな声を出してすまなかった」