善逸くんが女として見てくれない。【我妻善逸】

15 猪頭の参上 ページ16

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とりあえず話を聞くと、



隠が私の着替えを持って来てくれている途中に、
急遽別の仕事に行かなくてはならなくなったため、炭治郎が代わりに持ってきてくれたらしかった。




「本当にすまなかった…煮るなり焼くなりしてくれ」



『いや、それはしないけど！』



炭治郎を小屋に入れて、とりあえずそこらにあったお茶の葉でお茶を作る。



茶葉はだいぶしっけていたけれど、変な味はしなかった。




というか、もう土下座はいいんだけど！逆に恥ずかしいし！







とそのとき。



…






…ﾊﾞｷｬｰﾝ!




『え゛ぇ？！』



「ギャー！！！猪頭！！」



「伊之助！人様の家だぞ！」



「おい！さっさと行くぞ！」



派手に小屋をぶっこわして伊之助が登場した。



古屋は木っ端微塵だ。どんな力だよ…




『どうやって探り当ててきたの！』



フンスーと鼻息を荒くする。



この下に美少年の顔が隠されているとは想像もできない。



「呼吸に決まってんだろ！」



「そんなことで体力使ってんじゃねーよ！ったくこの脳筋が！」



『落ち着いてー！！』



いつもの4人組の集合です。

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