それでも４ ページ5
No side
一方その頃、爆心地事務所に新しいサイドキックが入った。
「よよよ、よろしくお願いします！」
切「まぁまぁ固くなるなって！」
爆「てめぇが勝手に言ってんじゃねぇよ」
人気が上がるとともにサイドキックも増えてきた爆心地事務所には、今日もバタバタと忙しい。
爆「入ったからには足でまといになんじゃねえぞ」
「はっ、はい！！」
上「固くなんなくて大丈夫だって！
あれは爆心地なりのエールなんだから」
爆「聞こえてんぞ。
てめぇは溜まってる書類片付けとけアホ」
上「うげ」
「大変そうだなぁ…」
しょんぼりとデスクに向かう上鳴──もといチャージズマの背中を見ながら新入りは暗い声で呟く。
瀬「ま、慣れるまで頑張れ！
俺らもサポートするから！」
「あ、ありがとうございます！」
そこへ
「お疲れ様です」
かの名門、雄英高校の制服を着た男子がオフィスに入ってきた。
「？ あの子は…？」
切「あーそだ！紹介しとかなきゃな！
紅蓮！！ちょっと来てくれ！」
紅蓮「はいー？」
カバンから取り出した書類を持ちながら歩いてくるその生徒は、幼い顔立ちの美少年だった。
切「この子、今日から入った新人さんだ！」
「はじめまして。えっと…君は？」
紅蓮「小咲紅蓮です。雄英高校経営科3年です。
インターンでこの爆心地事務所に来させてもらってます」
礼儀正しく一通り挨拶をした彼は、頭を下げたあと爆心地の座っているデスクにバンと書類を投げる。
爆「……あ？」
紅蓮「こないだの書類の訂正です。
確認お願いします」
爆「…ん」
「えぇ…今のけっこう雑じゃなかったですか？」
瀬「あーあれはあいつだからいいと言うか…」
切「まぁじきにわかる！」
「？？？」
新入りが謎を解くのはもう少し先になりそうだ。
ーーーー
紅蓮「で、勝己さん」
爆「ここじゃ爆心地って呼ぶ約束じゃねえのか」
紅蓮「…爆心地。もう少しで何の日かご存知ですよね」
爆「知ってる」
紅蓮「ちゃんと考えてんですよね？」
爆「ったり前だろ」
紅蓮「よかったです。
……あと、そこ誤字ってます。ここも計算ミスってます」
爆「早よ言えや！！」
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ホイップソーダ(プロフ) - 遊星さん» わわっ！ありがとうございます！！！更新は停滞したり不定期になると思いますが、待っていてくださると嬉しいです！！ (2018年11月11日 23時) (
レス) id: 92f55d57e2 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 早く続き読みたいです (2018年11月11日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
づっちゃん(プロフ) - かっちゃんのヤンデレというか、もうデレるだけでも破壊力バツグンなのですごけドキドキしながら見てます！これからも更新楽しみに待ってます！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: 0f59210494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホイップソーダ | 作成日時：2018年7月13日 22時
