それでも１３ ページ15
爆豪side
次の日。
切「爆心地〜！
って！！隈やべぇぞ！？寝不足か！？」
爆「…うるっせぇな」
昨日はほぼ一睡もできず朝を迎えた。
誰もいねぇ家が虚無感に溢れてて、一人でに涙が出てきて。
爆「…はぁ」
瀬「マジで元気ねぇな…」
上「小咲とケンカでもしたか？」
爆「………」
上「え、図星！！！？」
紅蓮「何でもいいですけど仕事はしてください、ね！！」
バン、と大きな音と共にデスクに置かれる書類の山。
目線を上げると、普段と変わらぬ表情の紅蓮がいた。
それがどうしようもなくイラついて、思わず掴みかかった。
爆「てめぇ何のつもりだぁ…？」
紅蓮「って…」
切「おい、バクゴー！！」
上「やめろって！」
紅蓮「大丈夫です、よ！！」
手を振りほどかれ、間を空けて対峙する。
俺ら以外に人がいねぇのが幸いだったと頭の隅で思った。
瀬「急にどうしたんだって！」
紅蓮「…昨日姉貴に拒絶されたんですよ、勝己さん」
「「！！！」」
サラリと言いやがる紅蓮に今度こそ爆破を構えると、切島に押さえつけられた。
切「やめろって！！」
爆「離せクソ髪！！」
上「ちょっと頭が追いつかねぇんだけど…どゆこと？」
紅蓮「説明する前に、みなさん姉貴の連絡先は持ってますか？」
瀬「そりゃもちろん……あり？」
上「あれ！？退出されてんだけど！？」
紅蓮「実は俺もなんですよ」
切「マジか！！
…ホントだ、俺も……」
上「もしかして、ホントにキツめに拒絶されたんじゃ？」
アホ面の言葉に空気がシンと静まる。
「「………」」
紅蓮「…この状況で言います？普通。
アホなんですか？知ってましたけど」←
切「な、なぁ！
今日飲みに行かねぇか！？最近行けてねぇし！」
瀬「お、いいね！賛成！」
上「俺も行く！！」
紅蓮「勝己さんは行かないんですか？」
爆「…行く」
そう言うと、周りの空気が少し軽くなったような気がした。
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ホイップソーダ(プロフ) - 遊星さん» わわっ！ありがとうございます！！！更新は停滞したり不定期になると思いますが、待っていてくださると嬉しいです！！ (2018年11月11日 23時) (
レス) id: 92f55d57e2 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 早く続き読みたいです (2018年11月11日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
づっちゃん(プロフ) - かっちゃんのヤンデレというか、もうデレるだけでも破壊力バツグンなのですごけドキドキしながら見てます！これからも更新楽しみに待ってます！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: 0f59210494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホイップソーダ | 作成日時：2018年7月13日 22時
