第六話：再会 ページ6
ころん視点
僕は今悩んでいる。ジェルくんがどこに行ったのか、風流廃墟はどういうところなのか、そもそもウェンティは何者なのか。
こ「気分転換に散歩してくるか〜」
僕はそう言って、風たちの木に行くことにした。
こ「ジェルくん、どこにいっちゃたの？僕に何も言わないで、そんなに僕頼りなかったかな？ジェルくん、僕たちすとぷりとして色んなことしてきたよね。頼ってよ」
その後、アカツキワイナリーというお酒で有名なところに行くことにした。
こ「美味しいー！ちょっと強いけど最高〜！」
？「うぅこのお酒強いです」
？「@/#/_＊・÷〒〆|%$・○」
？「◯◯くんなんて？」
僕は聞いたことある声にとっさに振り返った
こ「なーくん、るぅとくん！？」
な「？ころちゃーん？」
る「ころちゃん！なーくん、しっかりして！まったく、お酒に弱すぎです」
こ「とりあえず、モンド城まで行こう」
る「はい！」
＊
＊
＊
る「まさかモンドにころちゃんがいるとは。来てよかったです」
こ「僕も仲間ができて嬉しい」
な「水、ありがとう。他にいないの？」
こ「ジェルくんがいたよ」
る「いた？なんで過去形なんですか」
こ「それはね、僕と会った日の夜に騎士団っていうところに行ったんだけど、その後僕が先に帰っちゃってそれっきり」
な「どこに行っちゃったんだろう？」
こ「僕はねきっと風磨龍のところに行ったと思うんだ。騎士団に行った時その依頼を受けたから。でも次に行った時代理団長から、やっぱりいいって言われて、ジェルくんの行方は知らないって」
な「それはつまり」
こ「ジェルくんが僕を置いて風磨龍のところへ行った」
る「その考えが1番筋が通ります」
こ「実は頼りになる人にあってね、ウェンティって言うんだけど風で風磨龍のいる風流廃墟に連れてってくれるらしいんだ」
な「そのウェンティはどこにいるの？」
こ「分からないけど、このライアーを弾くと来てくれるらしいよ」
る「嘘くさいですね」
こ「風が導いてくれるって」
な「とりあえず弾いてみなよ」
る「絶対来ないですね」
♪♪♪♪♪
ウ「呼んだ？」
る「本当に来た！？」
こ「この3人を風流廃墟に連れて行って」
ウ「いいけど、この人はな〜」
る「なんですか？」
ウ「この僕の大事なライアーを嘘くさいですねとか言ってたから」
る「あぁもう過去のことはどうでもいいですよ！連れて行ってください！」
ウ「いいよ〜 風だ〜」
こ「風だ〜」
な、る「か、風だ〜？」
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作者名：華本紫苑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sion2121/?fp=
作成日時：2022年10月15日 17時
