第三十六話:岩神の神の心 ページ37
な「すみません〜。鍾離先生いますか?」
人「先生なら今頃北国銀行ですよ」
る「そうですか。ありがとうございます」
*
こ「ここだね。何気に初めてくる」
?「さあ、契約通りに神の心を頂きましょう」
鍾「あぁ」
タ「どういうことだ?」
ジ「何か喋っとる」
タ「あれ?君たちは」
?「あぁ、あなたたちが噂の"すとぷり"たちね?」
こ「なんでその名前を!?」
?「あら、知らないの?結構有名よ。グループ名がすとぷりでしょ?メンバーはななもり、ジェル、ころん、るぅと、そして莉犬、さとみ」
な「莉犬くんたちの居場所を知ってるんですか?どこです!?」
?「それは自分たちで探しなさい。私たちはファドゥイという強い協力なチームワークがあるから、どんなことでも情報は手に入るわ」
る「あなたの名前は?」
?「私は淑女。しゅくじょ。シニョーラとも読むの。シニョーラと呼んでちょうだい」
こ「淑女」
淑女「はい。ありがとう。では、岩神様、神の心をください」
ジ「待って!俺知っとるよ!淑女ってウェンティの神の心を盗んだやつだ!」
淑女「盗んでないわよ。ちゃんと神の許可を得たわ。氷神の」
こ「普通そこは風神の許可を得るべきじゃ」
淑女「終わったことはどうでもいいでしょ?それより岩神様、契約通り神の心をくださいますか?」
鍾「これだ」
淑女「ありがとうございます」
る「鍾離先生!」
鍾「神の心はさほど大事なものではない」
な「でも!!」
淑女「ではまた。私は稲妻にでも行こうかしら」
る「え!待ってください!!」
淑女「待たないわ」
タ「淑女、中々やるな。俺も行くね、またね君たち」
鍾「俺に聞きたいことがあるなら聞くがいい」
る「やっぱり鍾離は神様なんですか?」
鍾「あぁ、俺は岩神だ。無事、璃月の神を見つけたな。また自分たちの知りたいことを探す旅に出るといい」
ジ「なんで神の心を?あれを渡すと神じゃなくなるとかなくならないとか」
鍾「俺はこれでいいと思っている。神の心にそこまで思い入れがない」
る「そんなこと…あるんですね」
鍾「別に神の心が無くなったからって風神バルバトスみたいに嘆くようなことはしない」
こ「は、はぁ」
鍾「とにかく好きにするといい。俺に用があるときはいつでも往生堂に来てくれ。どこにいっても璃月は忘れないでくれ」
る「忘れません!!」
鍾「この後は送仙儀式だ。行ってくるといい」
な「そうだ!時間が…また来ます!鍾離先生!」
鍾「ああ」
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:華本紫苑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sion2121/?fp=
作成日時:2022年10月15日 17時