【鬼滅の刃】死んだら鬼化して転トリとかあたおかすぎる

第４４話 ページ47

「悔しくても泣くんじゃねぇ！どんなに惨めでも恥ずかしくても、生きてかなきゃならねぇんだぞ！」

「お前も泣いてるじゃん…被り物から溢れるくらい涙出てるし」

「俺は泣いてねぇ！」


水を差すなよタンポポくん…

でも、うん。

元気出た、いつものテンションで行けそうだ。


『煉獄さんに繋いで貰った命、ちゃあんと引き継いで行かないと怒られちゃうぜ！ほら、お姉さんの手を取って大正ファッションさんをぶっ飛ばすよ！』

「大正ファッションさんって誰だよ…」


だからいちいち水を差すなよタンポポくん(半ギレ)




　









＿＿＿＿＿＿＿＿四ヶ月後＿＿＿＿＿＿＿＿



鍛錬などを重ねながら任務をこなす日々。

最初の頃よりは格段に忙しい。

私の鍛錬って言ったら…えぇっと…

あの時の鎖のやつ…血鬼術、だったかな。

それを自由に出せるようにするものだ。

そして、とある日の任務帰り。


『…おっ、炭治郎！任務帰り？』

「あぁ、それにしても疲れ…」


蝶屋敷の近くを通りかかった時だった。

中から幼女達の悲鳴が聞こえて来たのだ。


『幼児に手を出すなど私が許さんぞぉぉ！！』

「ちょ、A？！」

幼女に手を出す罪深きクソ野郎を叩き斬るべく、蝶屋敷の中を覗いた。

そこにいたのは


「放してください！私っ…この子は…っ」

「うるせぇな黙っとけ」


女の子二人を担いで誘拐しようとする、筋骨隆々の変態おじさんがいた(失礼)

こいつ確か…柱の中にいた


「派手派手だぁ(声真似)」


とか言ってた奴じゃねぇか？！

まさかロリコンだったとは…

全く許せん！制裁を下してやる！！


『おいそこの変態！女の子連れ去って何する気だこの変態！！』

「あぁ？！変態じゃねぇーよ！！二回も言うな馬鹿娘！！」

『ハァァァーン？！(キレ気味)じゃあ言わせてもらいますけどォ？！女の子俵担ぎにして「うるせぇな黙っとけ(声真似)」って完全に犯罪者でしょ！ギルティでしょ！許し難い行為だよそれ！！』

「地味に似てねぇ声真似すんな！！」

『おンめーみてぇな変態の声真似なんてクオリティクソ以下で十分だわ！！！！(超失礼)』

「んだとこのクソ餓鬼！！似せるならもっとド派手に似せろや！！」

『あ？なんだよおめーやっぱり派手が好きなんだろォ？！こーんな地味な人攫いしてて恥ずかしくないんですかねぇぇぇぇぇ？！』


幼女を放した後で泣いて謝ってもらわなきゃ困る。

…いや、おじさんの泣き顔とか需要ねぇなやめよ(超絶失礼)

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