【鬼滅の刃】死んだら鬼化して転トリとかあたおかすぎる

第２９話 ページ32

ー手紙の部分は作者の事情により、抜粋させていただきますー


お久しぶりのAお姉さんだよ。

どのくらい放置されてたのかな？？

二ヶ月以上さねみんに頭押さえつけられたままだったんだけど。

砂利が刺さって顎が痛いぜ。

と…メタいお話はここまでにしといて、手紙の内容だ。

まぁ、用は私が人を襲ったら優子さんがダイナミック切腹。

そして炭治郎の方も禰豆子ちゃんが人を襲ったら、炭治郎とウロコダキサン？とあのイケメンお兄さんこと冨岡義勇さんがダイナミック切腹をすると。

江戸時代の武士かよ。

とまぁ手紙を読み終えた途端に、さねみんとすげぇ髪色のハキハキお兄さんが反論をした訳だ。

おめぇら黙って聞いとけよ！

人の死刑宣告取り消しを更に取り消す様な真似して何が楽しいんだこの鬼畜野郎！


「……切腹するから何だと言うのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません」

「不死川の言う通りです！人を喰い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！」


うんうんまぁ確かに明るい髪色のハキハキお兄さんの言う通りだようんうん。

だがなさねみん、死に腐れは酷いと思うんだ。

ちくちく言葉を使ってはいけませんって教わらなかったのかな？？？


「確かにそうだね。人を襲わないという保証ができない、証明ができない。ただ…人を襲うということもまた証明できない」

『そうだぞよく聞いとけよこの鬼畜人共めって待ってみんな睨まないで抜刀しないで謝るから』

「……現に、こうしてAは太陽の元にいても死なない。そして最終選別の時には、他人を庇う動作までしていた」


みんな怖すぎでしょ…

私には発言権すら無いのかよ。

鬼ってのは肩身が狭いね全く！！


「禰豆子が二年以上もの間人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子の為に三人もの命が懸けられている。…これを否定する為には、否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない」

「……っ」

「……むぅ！」


ちょ、痛い！

手に力込めるのやめてよ痛い！！！

首が千切れたらどうするんだよ全く！


「それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」


…………ん？？

誰だよ珍妙な名字だな。


『あの、失礼ですが鬼舞辻って誰』

「はぁ？！お前鬼の癖に知らないのか？！」

『鬼の癖にってなんだよ！知らんわそんな珍妙な名前の奴！！』


と、その時だ。


「A…その名を口に…っ」


……えっ？？

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