【鬼滅の刃】死んだら鬼化して転トリとかあたおかすぎる

第２８話 ページ30

「そうだね、驚かせてしまってすまなかった」


オヤカタサマは私と炭治郎、そして柱とか言う人達の方を見て申し訳無さそうに言った。

私達の頭を押さえつけているどっかの誰かさんと違って、マジでちゃんとした人だ。


「炭治郎と禰豆子、そしてAの事は私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている」


そりゃ知ってるよなぁ…

もし知らないままだったら私は今頃最終選別があった山に閉じ込められてるって。


「嗚呼…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」

「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」

「私は全て、お館様の望むまま従います！」

「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」

「信用しない信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」

「心より尊敬するお館様であるが、理解出来ないお考えだ！全力で反対する！」


いやどこに全力出しとんねん。


「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門、冨岡、楸三名の処罰を願います」


一部肯定派？もいるけど大半は反対派だ。

あとさねみん、君はもう私達を殺す事しか考えてないね？

そうだよね私達を見る目が完全に殺意もりもりだもんね。


「…では、手紙を」

「はい。…こちらの手紙は''元柱''である鱗滝左近次様と、同じく''元柱''である楸優子様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます」


優子さんが…元柱…？

確かに昔は剣士をやってたって言ってたけど、柱だったなんて聞いてないぞ。

つか手紙ってなんだ？

もしかして優子さんからも死刑宣告が届いてるとか…？

…詰んだわ。

人生…いや鬼生詰んだわ下手したらここで終わるわ。

と言うかもう一人の差出人ってもしかして、炭治郎が言ってた''育手''って人かな。

何なんだろう…炭治郎も死刑宣告とか？


……………。


アァ…来世はイージーモードな人生がいいな…(遺言)

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