【HiGH&LOW】あの人の、妹。 (ページ41)

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37話おかしいページ41

ナオミ「今日も来てないの?」

コブラ「ああ」

ヤマト「A…どうしちまったんだよ」

ダン「コブラにも何も話さんのか」

コブラ「聞いても何もないしか言わねえ」

チハル「Aちゃんどうかしたんですかね」

テッツ「恋とか」

全員がテッツの方を見る。

ダン「…えぇ…そうなんかな」

ヤマト「お、女はそこが難しいもんなんだな」

コブラ「そんなわけねえだろ」

テッツ「フラれたとかあるかもしれないじゃないすか」

コブラ「そんな気配は無かった」

ダン「コブラは乙女心がわからなさそうやから気づいてへんだけかもしれへん」

コブラ「てめえ」

ダン「ちょっとした冗談や…」

ナオミ「私もそんな話聞いてない。なんか別のだろ」

最近、Aの様子がおかしい。

家にずっとこもっていて外に出ようとせず、ITOKANにも1週間くらい顔を出していない

ナオミ「いつからそうなったのか覚えてるか?」

コブラ「…服」

チハル「服?」

コブラ「服が入った袋を持っていた…服を買いに行った日の夜から急に変になった」

ヤマト「服を買いに行った先で何かあったのか」

コブラ「これ以上詮索しても無駄だ…A連れてくる」

コブラはそう行ってITOKANを出ていった。

チハル「…コブラさんAちゃんのこと結構気にかけてますよね」

ダン「結構Aちゃんにお熱なんちゃうか」

ヤマト「それ絶対本人の前で言うなよ」

ナオミ「でも女の事でこんなに気にかけてるコブラもレアかもな」

ダン「まぁ基本熱い奴やし」

ナオミ「(…果たしてそれだけなのかな)」

ナオミは頬杖をつきながらそんな考えを巡らせた。