ポートマフィア28 ページ36
暗い部屋に入ると、そこには1人の男が机に肘を乗せ座っていた
「君かい?中原くんが一目見て気に入ったという少女は…」
はい!?
「気に入っ…まぁ、はい…そうです。ボス」
はい!?!?
「待って下さい!気に入ったってどういうk(((「あぁ!実に可愛らしいねぇ!!エリスちゃんには叶わないけど!あれ?エリスちゃんどこいったのぉ〜?」
ポートマフィア
… ""マフィア"" とは。。。?
「君、名前は?」
「…Aです」
「歳はいくつだい?」
「じ、18…です」
そう。私は最近誕生日を迎え、車の免許を取れる年齢になったのである
「(18……うん許容範囲だ←)」
絶対に今この人、ヤバいこと考えてたな
・・・
「ひとまず、君の異能力を見るのはまた明日にするよ。今日は……中也くん?君の隣の部屋、確か空室だったよね?」
「はい」
「じゃあそこ使ってゆっくり休むといいよ。きっと、今日は疲れているだろうしねぇ。中也くん、案内してもらえるかな」
「わかりました」
部屋に向かう廊下を歩きながら中原さんに話しかける
「ポートマフィアの人達ってもっと手荒なイメージがありました」
「ま、普通はそうだろうな。俺たちは手前を手荒に扱いやしねェよ。しかも手前の異能力は戦闘向きだ。ポートマフィアでこそ、活きる」
「なんでそれを…」
「あの時、引き返さずに遠目で見物してたンだよ。太宰のポンツクは気付いてたようだがな」
そうだったのか…
「着いたぜ、ここだ。……また明日来る。それまでゆっくり休んどけ」
そう微笑んで言い残して言った
フカフカのタブルベットに寝転ぶ
太宰さん…今頃何しているかな…
きっと私がいなくなったことに気付いてないかもしれない。けど、今はかえってその方が有難く感じた
ここから自分の力で抜け出す事はきっと不可能だろう…
何故なら芥川さんという人に連れてこられる時、恐ろしい程の厳重な警備を見ていたからだ
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UPPA24(プロフ) - ユキさん» こちらこそ読んでいただき有難うございます…!とっても嬉しいです!(><) (2019年8月3日 10時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - めっっっちゃ好きです……(´TωT`) 完結おめでとうございます!素晴らしいお話をありがとうございました…!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: 2c5cdcc266 (このIDを非表示/違反報告)
UPPA24(プロフ) - 青空と雨さん» 読んでいただきコメントまで…!!(TT)有難うございます!至らない所ばかりですがそう言って頂けると本当に嬉しいです…!(><) (2019年8月2日 18時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 凄く面白かったです!太宰さんの気持ちの表現の仕方とか特に…!完結、おめでとうございます! (2019年8月2日 16時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:UPPA24 | 作成日時:2019年7月5日 16時