思い通りに……？ side changmin ページ45
A｢おかえり。｣
僕が帰るとヌナはとっくに帰ってた。
｢大人しく｣とキュヒョンに言われた通り｢ただいま｣と答えた。
あの男と何を話した？
もう会わないと言われた？
ヌナは何て答えた？
聞きたい事は山程あったけどグッと堪えて気にかけないフリを保つ。
A｢チャンミン。｣
ビクッ……
ヌナに名前を呼ばれると条件反射でビクッとする。
名前を呼ぶ時は大抵良くないことを言われる時だから……
チャンミン｢何ですか？｣
努めて冷静に答える。
A｢話がしたいんだけどいい？｣
チャンミン｢今、ですか？｣
背中越しで声のトーンだけではヌナの表情がわからない。
A｢うん。酔ってないなら。｣
落ち着いた声。
怒っているようには聞こえない。
チャンミン｢……わかりました。｣
ドキドキする感情を抑えつつ、 ローテーブルを挟んでヌナの前に立った。
A｢チャンミン。｣
僕を見上げるヌナ。
その顔に怒りが見えなくてホッとする。
A｢契約書のことだけど。｣
来た……！
キュヒョンの言った通りだ。
あの男ちゃんとヌナに話したんだ……！
A｢あの契約書の意味というか、アンタが私への嫌がらせとかで作ったんじゃないって事はわかった。アンタなりに私を守ろうとしたことだって。だったら初めからそう言えばいいのにって思ったけど言えるわけないしアンタの性格考えたら。｣
それで？
早くその先を……！
流行る気持ちを胸の奥深く押し込んでヌナの答えを待った。
A｢でもアンタの気持ちはわかったからこの契約書はいらない。｣
チャンミン｢え？｣
A｢アンタが私を守ってしてくれようとしてくれてるってことだけ受け入れる。もし私がピンチになったら変な意地張らずにアンタに助けを求めるし、事務所が手を差し伸べてくれるのなら甘えさせてもらうから。わざわざ書面でこんな契約結ばなくても。｣
チャンミン｢それはあの人とつき合いたいから？｣
しまった……！
思わず口に出た……！
焦って言い訳すら思いつかない……っ！
ヌナを怒らせてしまう……！
A｢つき合わないよ。てか、もう会わない。｣
チャンミン｢え？｣
A｢今日が最後ってジフンさんに言われたんだ……｣
そう言って泣きそうな顔で笑うヌナ。
ムカつく……！
アイツのためにそんな顔するなんて……！
でも……そんな嫉妬とは裏腹に僕の体は自然にヌナを抱きしめていた……
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bubu - なみさん» はじめまして！レラペンさんに読んでいただいていたとは光栄です(^^)第２章も良かったら来てくださいね。 (2016年7月25日 3時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)チャミには悪いけど、いいぞーヒチョル←ただのレラペン(笑) (2016年7月24日 13時) (レス) id: a69d15264f (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ほんと何やってんだか(￣▽￣;)第２章は三角関係中心に描こうと思ってます。主人公がどう答えを出すかお楽しみに〜。あとダーリンが知った時の慌てぶりもお楽しみに。 (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» ありがとうございます！第２章アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» ありがとう！チャンミンがライバルにさせてしまったんだけどね(笑)アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年6月16日 23時
