最後の晩餐 ※後半C&K ページ44
A｢あーあ……時間経つの早いなぁ。｣
さんざんフルコースを堪能してとうとう最後のデザートまで来た。
フルコースの締めはイタリアンジェラートに柚子茶をベースに蜂蜜か何かで甘く仕上げたソースがかかったもの。
ジェラートにも柚子が入ってて酸味と甘味のバランスが最高！
A｢ん〜幸せっ！ジフンさん？どうかしました？｣
せっかくのジェラートも食べずにこっちを見てるので思わず尋ねた。
ジフン｢え？あ……いや、こうしてAちゃんと食べるのも最後かなぁって思ったら何だか寂しくなっちゃって……(苦笑)｣
え……？
最後って……？
ジフン｢うん……今日は最後の晩餐のつもりでこのお店に誘ったんだ……｣
A｢どうしてですか？それって……もう私とは会わないってことですか？｣
ジフン｢……。｣
私が尋ねるとジフンさんはバッグの中から茶封筒を出してそっと私の前に差し出した。
A｢これは？｣
ジフン｢開けてみて？｣
茶封筒の中には書類が一枚。
そっと出して驚いた。
A｢恋人契約書……？！｣
ジフンさんが持ってるの？！
ジフン｢あの日……これが原因で喧嘩したんだよね？夜、事務所の人が家に来て教えてくれたんだ。いきなりこんなの突きつけられたら誰でも怒るだろうって。軽率だったって。｣
ー……ごめん、僕が悪かった……謝るから……戻って来て……ー
あれは……本心だったの……？
《ワインバル》
チャンミン｢ほんとに諦めるって？｣
キュヒョン｢ああ。ハッキリと俺に言ったぜ？｣
ー恋人契約書、これが原因で怒らせてしまったと？ー
ーはい、チャンミンは何もこの紙切れでAさんを縛りつけようとしたわけじゃないんです。チャンミンなりに守りたかっただけなのに生憎あの性格で(苦笑)うまく伝えることができず……ー
ー……でしたら僕が代わりに伝えましょうか？ー
ーえ？でもあなたも好きなんじゃ……ー
ー争いが苦手なんです(苦笑)こんな性格だから未だに独り身なんです(苦笑)ー
キュヒョン｢だってさ。｣
チャンミン｢へえ…でもお前が行ったってヌナにバレる！｣
キュヒョン｢大丈夫だよ。お前の気持ちも俺の事も言わずにうまくやってくれるってさ。それがあの人ためならって。｣
チャンミン｢フッ……お人好し過ぎ。｣
キュヒョン｢だな。ま、お前が大人しくしてくれてたおかげで真実味も増す。気を抜くな？｣
チャンミン｢りょーかい。｣
カチン……とグラスを合わせる。
思い通りに……？ side changmin→←とんがり帽子の白い家
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bubu - なみさん» はじめまして！レラペンさんに読んでいただいていたとは光栄です(^^)第２章も良かったら来てくださいね。 (2016年7月25日 3時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)チャミには悪いけど、いいぞーヒチョル←ただのレラペン(笑) (2016年7月24日 13時) (レス) id: a69d15264f (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ほんと何やってんだか(￣▽￣;)第２章は三角関係中心に描こうと思ってます。主人公がどう答えを出すかお楽しみに〜。あとダーリンが知った時の慌てぶりもお楽しみに。 (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» ありがとうございます！第２章アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» ありがとう！チャンミンがライバルにさせてしまったんだけどね(笑)アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年6月16日 23時
