初めて見る姿 ページ40
ジフン｢Aちゃん？どうした……裸足じゃないか！｣
勢いで飛び出した私は靴も履くのを忘れて気がついたらジフンさんちの裏庭に立っていた。
ジフン｢あぁ……こんなに傷ついて……｣
中に入れてくれ砂埃と擦り傷まみれになった足を縁側に座らせて濡れタオルで優しく拭いてくれた。
ジフン｢喧嘩でもしたの？カレと。｣
A｢……喧嘩なんてかわいいレベルじゃないです。今日は凄く腹が立って……アイツの顔引っぱたいて……｣
ジフン｢え？！引っぱたいたの？！アイドルの顔を？！｣
A｢だってアイツ……っ！｣
ジフンさんのこと悪く言うから……
最後の部分は声に出せなかった……
ジフン｢仲良いんだね(笑)｣
A｢は？！ジフンさん聞いてました？喧嘩ですよ？アイツの顔引っぱたいて出て来たんですよ？｣
ジフン｢聞いてるよ(笑)喧嘩ができるって事はそれだけお互いが心を許し合ってるからできるんじゃない？｣
A｢違いますよっ！アイツとはちっちゃい頃から知ってる幼なじみなだけです！雷が怖いって泣いてた子供だったんですよ？あんなエラソーにしてるくせにっ！｣
ジフン｢だから心を許してるんだって(笑)僕にはわからないけど芸能界って色々大変なんだろうね。カレの言動や態度一つで良くも悪くも受け取られたり。そんな張りつめた緊張感の世界から解放される場所……それがAちゃんなんじゃない？｣
解放される場所って……
そんないいものなんかじゃなくてただ私でストレス発散してるだけじゃない……。
ううん！
ストレス発散どころか常軌を逸してる！
恋人契約書だよ？
そんなの普通考えられる？！
A｢でもジフンさんっアイツはっ｣
ドンドンドン！
けたたましくドアを叩く音がした。
ジフン｢誰だろ？はーい！今開けまーす！｣
ジフンさんが玄関まで見に行って一人縁側に取り残された。
A｢……。｣
アイツを引っぱたいた右手はまだジンジンとしている。
罪悪感が込み上げて来たけど払拭した。
A｢私は悪くないもん……！悪いのはアイツ……！｣
｢……ヌナ。｣
その声に驚いて振り向いた。
A｢チャンミン……？！アンタ！どうしてっ後つけて来たの？！それとも調べて……！｣
チャンミン｢……ごめん。｣
謝った？！アイツが……！
チャンミン｢僕が悪かった……謝るから……戻ってきて……｣
A｢チャンミン……｣
アイツの弱々しい姿……初めてみた……
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bubu - なみさん» はじめまして！レラペンさんに読んでいただいていたとは光栄です(^^)第２章も良かったら来てくださいね。 (2016年7月25日 3時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)チャミには悪いけど、いいぞーヒチョル←ただのレラペン(笑) (2016年7月24日 13時) (レス) id: a69d15264f (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ほんと何やってんだか(￣▽￣;)第２章は三角関係中心に描こうと思ってます。主人公がどう答えを出すかお楽しみに〜。あとダーリンが知った時の慌てぶりもお楽しみに。 (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» ありがとうございます！第２章アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» ありがとう！チャンミンがライバルにさせてしまったんだけどね(笑)アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年6月16日 23時
