契約書 ※一部手直ししました ページ39
A｢はいこれ。(紙をテーブルに置く。)｣
チャンミン｢……(紙を見てから視線だけ上に)｣
A｢契約書。土日だけ家政婦やるわ。お金はいらない。｣
チャンミン｢家政婦嫌じゃなかったのでは？｣
A｢何かあった時きちんと明確に言い訳できる方がいいでしょ？それに証拠も必要だと思って。そこには金銭面書いてあるけど形だけだから。サインして？｣
私なりに考えた。
コイツとの距離感。
そりゃちっちゃい頃から知ってるけどいつまでもなあなあな関係でいるわけにはいかない。
マンションの外はもちろんこの前みたくどんちゃん騒ぎでインスタにあげられた時のような言い訳できない状況にはしたくない。
チャンミン｢……(契約書を手に取って見つめる)｣
ビリッ！
A｢ああっ！？ちょっと！なんで破くの？！｣
チャンミン｢家政婦にならなくていいです。｣
はあ？！
ならなくていいってどういうこと？！
アンタ私を家政婦にすべく、ここに居ついたんじゃないのか？！
チャンミン｢僕も契約書用意しました。(ソファーの背もたれからクリアファイルを出してテーブルに置く)｣
A｢契約書？どんな……｣
【恋人契約書】
A｢なにこれ？！ふざけてるの？！｣
チャンミン｢ふざけてませんよ。明確な理由があれば事務所の車出せますし。事務所だって表立って言いませんがヌナのことを少なからず僕のヨジャチングだと思ってるからこうしてマンションにも居させてくれてるんです。｣
A｢バカバカしい！こっちの方が不自然じゃない！｣
チャンミン｢卵まみれになりたくないんでしょ？これなら心置きなく車に乗って会社に行けますよ？わざわざ裏庭なんか通らずに。｣
A｢結局それが本音？！私をジフンさんちに行かせないためにこんなふざけた契約書を結ばせる気？！｣
チャンミン｢だったらどうだと？！だいたいいけ好かないんですよ！最もらしい事言ってただヌナとイチャイチャしたいだけじゃないか！｣
A｢ジフンさんはそんな下心持ってないわよっ！初めて女の人と手を繋いだって真っ赤になってたんだから！｣
チャンミン｢そんな言葉を信じるんですか？そんなのヌナの気を引くための嘘に決まってるでしょうが！｣
パシッ！
A｢……ジフンさんのこと悪く言わないで。サイッテー……チャンミン……！｣
チャンミン｢……。｣
思わず手が出た。
でも謝るつもりなんてなかった。
そして顔も見たくなくてそのまま部屋を飛び出した。
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bubu - なみさん» はじめまして！レラペンさんに読んでいただいていたとは光栄です(^^)第２章も良かったら来てくださいね。 (2016年7月25日 3時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)チャミには悪いけど、いいぞーヒチョル←ただのレラペン(笑) (2016年7月24日 13時) (レス) id: a69d15264f (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ほんと何やってんだか(￣▽￣;)第２章は三角関係中心に描こうと思ってます。主人公がどう答えを出すかお楽しみに〜。あとダーリンが知った時の慌てぶりもお楽しみに。 (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» ありがとうございます！第２章アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» ありがとう！チャンミンがライバルにさせてしまったんだけどね(笑)アップしたのでいつでも来てね！ (2016年7月24日 0時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年6月16日 23時
