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「ねぇねぇ、もしかして君って鳳仙に唯一入学したっていう女子生徒?」




のんびりとした口調で話しかけてきたのは金髪のグラサンくん。


「俺は小田島有剣。どうぞよろしく〜Aちゃん」


「うん、よろしくね小田島さん」


「小田島さんだなんてカタいなぁ〜、有剣でいいよ」


「そう?分かった、有剣くん!」


「俺は志田健三。シダケンって呼んでくれ」


「シダケンくん!よろしくね」


「俺は仁川英明。よろしく」


「仁川くんね。よろしく!」



一通り挨拶を済ませると、お兄ちゃんが私を呼んだ

お兄ちゃんは私の肩に手を乗せて皆に向かって一言言った。


「お前ら、こいつに手ェ出したら容赦しねぇからな」


「押忍!!!」


これまた大きなお返事

改めてよろしく!との意味を込めてお辞儀をした









.









.




「…で?なんでAちゃんは今まで学校来なかったの〜?」

「まぁこんなむさ苦しい所居づらいよな」

「男子校だしな。逆にいた方が不思議だわ」


幹部の皆と輪になって座談会。


「ん〜とね、特にこれと言った理由はないんだ〜。通学するのがめんどくさかったってだけかな?さすがに筋肉隆々な男の子相手に拳は負けちゃうよ〜」

「そんなこと言ったってAちゃん、喧嘩強いのは変わんないでしょ」

「あーもう!女の喧嘩と男の喧嘩は基準が違うでしょ〜!」

「え、Aちゃん喧嘩強いの?こんなに可愛い子が喧嘩強いってギャップ〜」


「可愛いって、、!照れるじゃん、恥ずかしいなぁ。でも有剣くんも幹部なら相当強いんでしょ?有剣くんもギャップある!」


直接目を合わさて可愛いだなんて初めてでなんだかムズムズする!照れ隠しに両手でほっぺた押さえるポーズしてみるってね笑


「ふふ、ありがと」

「小田島、顔がゆるゆるだぞ」

「やめてよ仁川。俺佐智雄に殺されちゃう」

「男ばっかしだからな!笑」

「シダケンの言う通り!普段女と関わりないしさ」


「なら、今日皆でラーメン食い行かね?」

「いいね!食べに行きたいなぁ、お兄ちゃんいいよね?」

「好きにしろ」

「佐智雄も行こ〜ぜ」

「は?俺は別に」

「いいじゃんお兄ちゃん、一緒に行こうよ」

「そうだぞ佐智雄、Aちゃんも言ってるし。」

「はぁ…わかったわかった」

「よし!じゃあいつもの店に行こうぜ!」

「やったぁ〜!何ラーメンにしようかな」

「俺チャーハンと餃子も追加しよ」


そして一行はゾロゾロと武道場を出ていったのであった

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聖菜(プロフ) - 大学合格おめでとうございます。私も今大学1年なんですけどまだまだ大学にはなれなくてお互い体調には気をつけ頑張って行きましょう (2019年10月25日 15時) (レス) id: c9df35a019 (このIDを非表示/違反報告)
若冬(プロフ) - 満里奈さん» 満里奈さん初めまして!わぁ〜嬉しいお言葉ありがとうございます!!そう言って頂けるなんて書いた甲斐がありますー!体調も気を付けます!!本当に嬉しいですありがとうございます!! (2019年10月18日 21時) (レス) id: 8a16ac0c69 (このIDを非表示/違反報告)
満里奈 - 若冬さんも体調に気をつけてください! (2019年10月17日 22時) (レス) id: 231c20ad9e (このIDを非表示/違反報告)
満里奈 - 初めまして!満里奈と言います!若冬さんの夢小説読んで、ますます小田島さんが好きになりました(≧▽≦)これからも、頑張ってください!! (2019年10月17日 22時) (レス) id: 231c20ad9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:若冬 | 作成日時:2019年10月12日 0時

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