17話 ページ24
そして、寝る前に編成を考えていた時だった
「主……話がある」
『清光?どうしたの?入って』
そういうと部屋の中に入ってくる清光
『それで話って?』
「編成部隊に俺を入れて欲しい」
その言葉に軽く目を見開く
『なんで??』
「俺が……主を守りたい」
『でも……夜だから短刀達で固めたい』
「でも、主も一緒に行くんでしょ?」
『うん、行く』
「じゃあ俺もいく」
『なんで!?!?』
「俺は……目の前で冷たくなっていく主を見ることしか出来なかった……もう、あんな思いは嫌なんだ……」
『でも、極になってる薬研を連れていくから心配しなくても大丈夫だと思うよ?』
「違う!!!!」
急に大声を出す清光にびくりと肩を震わせた。
「俺は!!俺自身の手であんたを守りたいの!!!!!!!」
肩をキツく掴まれる
『清光………分かった。でも夜の巡回には連れていかない』
「どうして!?!?!?」
『清光がいたら完璧に足手まといになるでしょ?だから………清光には昼降りるときに近侍を頼みたい』
「え……?」
『実は昼にお館様。産屋敷耀哉さんが狙われる可能性があるって言われたんだ。だから私は昼にも降りないといけない。私がいたらいつ、敵がどう来るかがわかるでしょ?』
「でもそれじゃあ主の体が持たないよ!!!」
そう叫ぶ清光
私はゆっくり微笑んだのだった
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アイス - 私も高速槍嫌いです! (2020年9月10日 5時) (レス) id: 59c522cd23 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 月雪白華さん» 高速槍に同情なんてしなくて大丈夫です!((((((ありがとうございます!頑張ります!! (2020年4月15日 12時) (レス) id: 8c92be2f2c (このIDを非表示/違反報告)
月雪白華(プロフ) - 初めて高速槍に同情しましたwwwでもやっぱり嫌いです←……凄く面白いです!これからも頑張ってください! (2020年4月15日 12時) (レス) id: 7a9b65b8a3 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - こだぬきさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年4月7日 16時) (レス) id: 8c92be2f2c (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめまして、楽しく読ませて頂きました!主人公さん、気持ちは分かるけど深呼吸して落ち着いてー!!Σ(゚Д゚;)これからも更新楽しみに読ませて頂きますね! (2020年4月7日 13時) (レス) id: 2d82e32e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏音♪ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa1
作成日時:2020年1月20日 20時