第一話 ページ1
高校2年生、去年よりは楽しく過ごせている。
勇次郎ともうまくいっていて、ひよりちゃんともまだ親友のまま。
まぁ、勇次郎と愛蔵くんは今まで通りだけどね。
いつものように制服を着て、ガラスの壁越しにお母さんとお父さんに挨拶をする。
「おはよう。」
毎日の日課。
鞄を持って、玄関の扉を開くと勇次郎がスマホをいじりながら待っていてくれた。
私が姿を見せると、遅いと言い手を話達しにさしだす
手をつないでくれると思い触れると、手を引かれて気が付くと勇次郎に抱きしめられていた。
一気に顔が熱くなる。
私が何もスタンバっていないときに限ってこうやってしかけてくるため心臓に悪い。
「待たせたから。ほら早く学校行くよ」
「…そういうとこだよ。」
周りにバレないようにするのは思っているより簡単で。
私がモデルをしはじめたことにより、一緒にいるのはさほど怪しくないらしく
女子達はむしろ私たちの絡みを見て嬉しそう。
尊い…などと聞こえてきたりもする。
しかし、ひよりちゃんのときは少し睨んだりとあるが、私がひよりちゃんを受け入れているから、あまり手出しはされないと思う。
いじめとかそういうの、本当にしょうもない。
そんなことをして人生楽しいのだろうか。
自分の夢の為に頑張ればいいのにと思う。
教室に着くと、後輩の女の子たちが私目的で廊下から声をかけてきた
「雅せんぱーいっ!」
私は微笑みながら手を振ると、可愛い!と言いながら去っていった。
「人気だね」
「知名度が上がっただけじゃない?」
後輩はみんなかわいいけど、教室にきて名前を呼ばれるのはなんだか恥ずかしい。
目立ちたくはなかったが、悪くはないかな。
高校二年生の授業は一年の時よりも難しくなっていて、頭は追いつくのに必死だ。
数学をみていると脳内真っ白になってしまいそう。
渡されたプリントに解答を書くけど、間違っている気がして消してまた書いて消して…
(あぁ、もうわからない…)
勇次郎をみるとすらすらと問題を解いてるように見える。
賢いっていいなぁ。
ひよりちゃんと愛蔵くんは今何してるんだろう。
愛蔵くんとひよりちゃんとはクラスが別々になってしまった。
少し寂しいけど、勇次郎がいるしまぁいっか…一人よりかはマシ。
数学をとうとう解けなくなってしまったため、プリントに落書きをはじめる。
授業が終わってから先生に少し注意されたが、絵柄がかわいいと許してもらえた。
数学は嫌いです。
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作者名:サメ@不定期マン | 作成日時:2021年11月26日 4時