決意 ページ16
康介「ほほう…自ら命を絶つと…そっちを選んだか…、
少し意外だな。
俺からお前の正体を伝えることは、お前にとって屈辱中の屈辱だと思っていたが…」
と、何処から盗んできたのか用意してきたのか、
太陽の光を反射し艶めく、ナイフを取り出した
A「確かに
…だが、かえってショックが和らぐやしれんな。ハハッ」
そう乾いた笑いを向けながら
その艶やかなナイフを受け取る
康介「ふん…逆に混乱することも考えられるけどな…
にしても…お前なら力ずくで、この俺を殺してでもあいつを助けると思ったが…
そこも想定外だったな。
何故殺そうとしない？」
A「…今すぐ殺すことなど容易くできるさ。
ただ…私はもう捨てたいんだ…この化物とよばれる、血を好む別の生き物を
…ほんの少しだけでも、あいつに釣り合うように」
康介「…ククッ
こちらとしては好都合だ！
つまらん誓いに後悔するんだな。
…精神を崩してもらえれば二度と手はださない
安心して逝け…！殺し屋…桜屋A！」
A「…決して手を出すなよ…出したとなったら、この私が怨霊とでもなんとでもなって貴様に噛み付く！！！
…貴様のその上辺だけの笑顔で私の正体を明かせばいい
最悪の言葉で私を貶せ…！あいつが私を憎むようにな…」
殺気を出し脅しをかける
康介「…ククッ任せておけ。
あいつは何も知らずにお前を憎むだろう…それを見るのも一つの余興と思えるな。」
A「……すまんな…
『修也』ー…」
スゥー…
ゆっくりと吸い込んだ酸素を、血液に乗せて脳まで届ける
これから死ぬというのに…
随分とすっきりとした気持ちでいるものだ
決意を固め喉元にナイフの刃を突き立てた…
筈だった。
「知っていたよ」
突如聞こえたその声…その言葉に
私の思考は固まる。
私の腕を掴んでいるほんの少し筋肉質のこの腕は…何故ここにあるのか…
康介「！？！なぜ…っ」
何故…ここにいるんだよ…
A「なんで…っ
修也！！！」
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ひはる(プロフ) - 今までお読みになってくださった皆様、本当にありがとうございました！ (2015年11月4日 23時) (
レス) id: 4f5fa95dc4 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - おお！！おげ！来週あたり見てみるわ (2015年8月25日 22時) (レス) id: 4f5fa95dc4 (このIDを非表示/違反報告)
チェリーの帝王 - 作者名はこれにする！あ、今はまだ作ってないから探してもないよ！それじゃ！WRY！ (2015年8月25日 21時) (レス) id: 72ad0c6800 (このIDを非表示/違反報告)
ξ´・ω・`)チェリー院典明 - もうひとつ作品書く！のでもうちょい待ってて、あーえっと私の文才は吉良(きら★)が食べてしまったのでありません(((⊂⊂⊂(°∀°)⊃⊃⊃短編か、長編か迷ってる。もちろんDIO様は必ず出すよ！！！φ(*`Д´*)φ (2015年8月25日 21時) (レス) id: 72ad0c6800 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - 消すな〜ーー！！教えろー！！じゃなきゃ画像アップの仕方教えないぞーーーー！ (2015年7月31日 23時) (レス) id: 4f5fa95dc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひはる | 作成日時：2015年7月24日 22時
