やっぱり好き、やねん。 (ページ16)

今日:113 hit、昨日:400 hit、合計:16,624 hit

. ページ16

ほな、今のA全方向から集中砲火受けてるやん。

それでもよく見ないと気づかないぐらいにはそこまで荒れていない肌を見て、Aお得意の知らんとこ努力が日々繰り返されてるんやなと感じる。

もう一度頬に触れようとして、Aの髪の毛が顔に少しかかってることに気づきそっと耳にかけてあげる。

一瞬触れただけやのに、髪の柔らかさに驚く。

髪に柔らかいとか感じたん初めてやねんけど。
サウナ出てきた時の水風呂に柔らかいと感じた時ぐらいの衝撃。

この髪の毛もまた、俺の全く知らないところで何か努力を重ねているんだろうなと思いながら今度は手の行先を頬から髪の毛へシフトチェンジ。

柔らかくて、角度を変えれば電気に反射して光る、Aの何処までも漆黒な髪の毛。

なんかAは昔から地毛が茶色い女の子がかわいいとか、憧れるとか言ってたし一時期「いなみきみたいに髪染めよかな」なんて言ってたけど、俺はなんとなく真っ黒でさらさらなこのAの髪の毛が好きやからそれを止めてた。

真っ白で透き通る肌に、どこか涼しげを感じる切れ長の目と形の整った唇を寝ていることをいいことにまじまじと見させてもらって、再度思う。
やっぱりAは黒髪が似合う。
なんか和風美人、って感じするし。

髪の毛をいじったり、頭を撫でてみたりしながら時々睫毛の長さに驚いて。