愛の大渋滞SP！！ M.skmt ページ2
33期×同期(前作続き)
苗字・名前と"頭文字"のところに名前の頭文字の設定をしていただけると有難いです🙏🏻
「…………線香花火、する？」
『……おん、』
晴れて俺の彼女となったAが袋から線香花火を2本取り出し1本を俺に渡してくれた。
「対決するか〜〜。」
対決。恐らく彼女が言う対決とは、同時に花火に火をつけてどちらが長く光り続けるかの対決だろう。
『先消えた方は？』
「………残った方のお願いをひとつ聞く。」
そう言いながらもう一度座り直したA。
さっきは肩がギリギリ触れるかどうかの距離に体育座りしてきたが、今度は胡坐をかいてマジの真横に座ってきた。
俺も胡坐をかいている為俺の膝の上にAの膝が乗っかる状態に。
危な、長ズボン履いてきてくれて助かったー、。
しっかり足が触れ合ったらそんなの堪ったもんじゃ無い。
「『 せーの！ 』」
パチパチ………………。
「お、？お、！ある！あるよー！！」
『無い！！俺！！絶対俺！！』
「ある！！！来い！！耐えろーー、！！」
あ、消えた、……………！！！
「……………うーーーーわだるすぎ、」
『っしゃ〜〜〜俺の勝ち！！！！』
「もーーーなに、早く言って！！」
『なんでもいいやつ？』
「なんでもはよくない！！！………ある程度考えてよ。」
『じゃあ、
これから、俺のこと阪本って言うの禁止で。』
「なに、お前花火の賭け事に任せなそんなことも言われへんの？笑
…………そんなん、ずっと名前で呼びたかったに決まってるやん、匠伍のあほ、」
うーーーわちょっと待って、は、やば、、、
自分から言ったけど、自分から言ったけど。
破壊力これ殺人級やん、死ぬねんけど俺。
何？その目の逸らし方と顔の赤さ。
『そのあほを好きになったんはお前やろ。』
「……ちょ、そっちこそお前とか苗字呼び禁止やで？わかってるやんな？」
『いやいやそら、…………わかってるよ、……
っ、あ、……あっ、』
「全然言えてへんやないか『言える！！！言える！！から、、……』
はい、言って。早くして。」
『えーと、…あ、A、……』
「…………どしたん？匠伍？」
『……や、その、……彼女になってくれて、あり、がとう、……、』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かどき | 作成日時：2024年3月12日 23時
