幸 ページ17
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部室前。優哉は深く深呼吸をして、恐る恐る扉を開けた。
途端に流れ出す、ただならぬ雰囲気。
「……幸村様が990人……幸村様が991人……」
そこにはおぞましいほどの幸村の写真を並べるA。優哉はそっと扉を閉じ……ようとした。
「行かないでくださいっ！優哉先輩っ！」
隙間から愛菜の手が伸び、再び扉が開けられる。
後輩怯えさせるなよ、と内心呆れながらも、優哉は仕方なく部室に入った。
Aの恐ろしげな数えは、続く。
「……幸村様が996人……幸村様が997人……幸村様が998人……幸村様が999人……」
「……」
「幸村様が……幸村様……？ああああああ幸村様が1枚足りない！！撮ってこい森田ああああああ！」
「なんで俺なんだよ！？お前は妖怪か！？」
半分狂ってるのかといわんばかりのテンションで、Aが優哉に飛びつく。
幸い、志津佳がすぐさまAを引き剥がしたおかげで、優哉はなんとかことなきことを得たのだった。
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シオ松@14 - うおおおあああああ！？？？ってなりました。更新頑張ってくださあああああい！！！！！！！ (2016年6月4日 18時) (
レス) id: afc6cf8c7c (このIDを非表示/違反報告)
青紫 - ほんとおもろいっす！ 自分も本命幸村様なんで夢主ちゃんとそっくりだからお腹抱えながら読んでます！ これからも楽しいお話お願いします♪ (2016年3月18日 15時) (レス) id: c55f66565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想曲 | 作者ホームページ：http://uranai.amanoboru
作成日時：2015年12月30日 23時
