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103. ページ5

side...Alan





『亜嵐くん、、』









弱々しい声でも



Aちゃんがしっかりと俺の名前を呼んでくれてる状況に



これまでの緊張から解放されて力が抜けた






亜「無理して喋らなくていいよ。俺がここに居たいだけだから、、」









『、、夢を見たんです』






亜「夢?」







『どこを見渡しても真っ暗な所にずっといて、


ここから出られないんだって思った時に、









声が聞こえたんです』








天井を見つめていた横顔がゆっくりとこちらに向いて、





視線がぶつかる









『亜嵐くんだったんですね』








そう呟きスーッと涙が流れ落ちたのを皮切りに





次々と彼女の瞳から零れ落ちてくる









亜「、、帰ってきてくれて、、



本当に良かった」









『ずっと、、ずっとここにっ、、


来てくれてましたよね、、』








横になっているAちゃんをそっと抱き締める。







かなり痩せ細ってしまったその体は、力を入れれば壊れてしまいそうで優しく、ゆっくりと背中をさすった









亜「守れなくて、ごめん。





それと、









守ってくれて、、ありがとう」









目を閉じて声を殺しながら枕に顔を埋めるAちゃんの額にそっとキスをした









命を懸けてまで自分を守ってくれた彼女を







光でいっぱいにしてあげたくて







笑顔で溢れるようにしたくて









今日感じた想いを大切にしていこうと誓った









.

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nohana(プロフ) - 七海さん» お返事遅くなりすみません。現在、更新するので精一杯ですので、落ち着きましたらご指摘頂いた箇所を直していきたいと思いますm(__)mありがとうございます。 (2020年6月24日 18時) (レス) id: b87174ea37 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 108.のここの部分 看護師さんが内戦を繋いでくれている間も これ正しくは内線ではないでしょうか (2020年6月14日 23時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nohana | 作成日時:2019年6月13日 14時

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