ボーダーライン 3

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side...Alan









1ヶ月ほど前からEXILEの方の活動で
メンディーくんと俺は多忙な日々を過ごしていた







あの事件でのAちゃんの心と身体のキズも少しずつではあるけど、薄くなってきているのかな。








本人の顔を見ていないので確証は得られないけど。









つまり、


この1ヶ月Aちゃんに会えていない。








リハビリの成果だとか、

今日は何をしたとか連絡はたまーに取り合っていたけど




顔が見れないのは寂しいもので









メ「おやおやそんな暗い顔してー！どしたの？」






亜「ーーーたい」








メ「へ？ごめんなんて？笑」




亜「Aちゃんに会いたい」








ずっと我慢してきた思いを口に出してしまえば最後







亜「そうか。会いに行けばいいのか。」





メ「おーい笑」





亜「収録終わってから、あーしてこーしてあーしたらいいのか」





メ「おーいあらーん！こっちの世界に戻ってこーい笑」






メンディーくんが隣で何か言ってるのを無視して、Aちゃんに連絡を入れてみる




すぐに返事が来ないだろうと、スマホの画面を消して

彼女のことを思い浮かべると緩む口元








彼女と出会ってからの時間が過ぎれば過ぎるほど









"そばにいたい"その気持ちが増していた








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