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side...Alan
隼に殴られた頬がジンジンと痛むのか
それとも一昨日の言葉をまだ引きずって心が痛いのか
何がしたいのか自分でも分からない
ガチャ
マ「、、ちょっと、どうゆう状況なのか説明して」
息を切らしてやって来たマネージャーは
俺の顔を見るなり顔が真っ青になっていく
隼「すみません。全部僕が悪いです」
マ「いきなりそんな事言われても分からないから、今日仕事が終わったら全員で話合いしましょう」
ガチャ
『おはようござ、、い、、ます?』
伊藤さんが仕事をしにいつも通りやってきたが、不穏な空気が流れたこの会議室のただならぬ状況に固まる
マ「伊藤さん、亜嵐のこの痣、さすがに消えないよね?」
ロケや雑誌の撮影の仕事が入っているわけで、マネージャーとしては穴を開けたくないのは当然の事。
『ちょっと失礼しますね』
俺の頬に触れる手は、ひんやり冷たかったけど
傷に響かないようにそっと優しくて、心があったかくなる感覚だった
みんなが伊藤さんに注目している中、少し考える素振りをしてマネージャーに目線をやる
『ある程度は薄くなるので、雑誌の撮影は修正を少しかければなんとかなると思います。ロケはさすがに目立つかもしれないですね。口角が少し切れてるで、、、あと、メイクするのに白濱さんが痛いと、、』
マ「ロケは調整できるか相談してきます。とりあえず先に撮影が入ってるので準備だけしてください。 みんな分かってると思うけど、仕事はしっかりしてください」
マネージャーは電話を掛けながら会議室を後にした
『氷貰ってくるので、白濱さんは冷やしててください。1番最後にメイクしますね?』
亜「ありがとう」
隼「氷、俺貰ってくるから、、他のメンバーのヘアメイクお願いします」
『え、でも、、』
隼「俺のせいで時間押してるし、、」
『じゃあ、すみませんがお願いします』
取り返しのつかないことをしてしまったと、申し訳なさそうに会議室から出て行った
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七海 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 42.のここの部分 マネージャーと電話を切って、スマホの灯りで彼女の表情が薄っすらと見えた これのが抜けてませんか? 正しくはマネージャーとの電話をではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 34.のここの台詞 『仲間に手を挙げるのは良くないですけど、よっぽと勇気が要りますし、それ位相手を思ってないと出来ないですよね これ正しくはよっぽど勇気がではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - あと、メイクするのに白濱さんが痛いと、、』 これのが抜けてませんか? 正しくは口角月少し切れてるので、ではないんでしょうか? (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 29.のここの台詞 『ある程度は薄くなるので、雑誌の撮影は修正を少しかければなんとかなると思います。ロケはさすがに目立つかもしれないですね。口角が少し切れてるで、、、 (2020年5月7日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nohana | 作成日時:2019年5月14日 22時