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食べ終わってから談笑したり各々の時間を過ごしながら都内へ帰る。
ノ「うわ大吾これ見てみ。ビッグカップルやん」
大「うーわ笑 堂々と見せつけちゃって」
「なんですかなんですかー?笑」
興味本位で2人が手にしていた雑誌を覗き込む。
「?!」
ノ「ね?笑 すごくないですか?笑」
大「こんなバッチリ撮られるってもう完全付き合っとるやん笑」
「、、、」
ノ「Aちゃん?」
「、、、あ、いや、あの、、あまりのビッグカップルにびっくり笑 すごいですね、、」
完全に引きつる顔をなんとかバレないように取り繕う。
「わ、、後ろ向きで喋ってたら車酔いしてきた!ちょっと寝ますね笑」
その後の2人の会話が全く入ってこなくて、異常なくらいの冷や汗と動悸に苦しくなった。
なんでのぶくんと本田さんが抱き合って、キスしてるの、、
信じられない記事に戸惑いが隠せない。
信じたくもないがそこには事実だけが証明されていた。
スタッフ「Aさん、事務所に着きました。お疲れ様です」
「あ、ありがとうございました」
千鳥のお二人にも挨拶をしてロケバスを降りた。
足の力が抜けそうになるのを必死に堪えてなんとか事務所へ入った。
社員「お疲れ様です!って顔色悪いですよ?!」
「、、、すいません、ちょっと体調悪いんで仮眠室借りてもいいですか?」
社員さんの心配する声に返事もせず仮眠室へ向かい、倒れるように横になった。
2人の姿が脳裏に焼き付いて、目を閉じても浮かんでくる。
のぶくんに対する怒りと、本田さんは私たちの事を知らないはずで、怒りの矛先を向けるのはお門違いなのは分かっていても、不信感が募る一方だった。
コンコン
マ「大丈夫か。」
「、、、ごめん。風邪かなぁ」
マ「、、あと雑誌の取材が一本あるんだけど、いけるか?」
「もちろん!それまでちょっとここで休んでる。」
私情を仕事に挟む事は決してしない約束。
あと30分後の仕事に集中するために気持ちを切り替えた。
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FANTALOVE(プロフ) - 続きが気になるので、続編をお願い出来ないでしょうか? (2021年2月14日 21時) (レス) id: dac69e269b (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読みました。 物語は完結してしまっていますが...。 その後の2人が気になります...。 最後に沢山の直しを言ってしまいすみません でした(>_<) (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく23.のここの台詞 それだけ言うと先ほどより荒々しく口付けるをする これ正しくは口付けをするではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 23.のここの台詞 抱き合っていた体を話してソッと口付ける。 これ正しくは体を離してではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 何度も続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 22.のここの部分 インターホンを鳴らしてすぐにドアが開き、待ったましたと言わんばかりにダレノガレさんが力強くこちらを見る これ正しくは待ってましたとではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nohana | 作成日時:2019年3月30日 15時