7. ページ7
side...nobuyuki
鈴「、、、ははは!酔ってます?笑 本田さん酔っ払いすぎっす!」
本「よってな「今日はもう遅いんで帰りましょう。タクシー呼びますね。」
何か言いたそうな本田さんを見て見ぬ振りして、大通りでタクシーを拾った。
鈴「今日は楽しかったです。」
それだけ言い残して見送る。
姿が見えなくなるとなんとも言えない罪悪感で支配された。
ふと携帯を見るとずいぶん前にメッセージが届いていた。
[お疲れ様ー!今日はのぶくんの先輩と一緒の収録でした!]
スクロールしていくと、Aと岩田さんが楽しそうに笑いあう写真。
屈折のない笑顔に罪悪感で支配される心。
鈴「、、最悪だわ」
むしゃくしゃする気持ちを抑えながら、後に来たタクシーに乗り込み家路へと急ぐ。
マンションに着いてふと見上げると、Aの部屋に明かりが灯っているのが確認出来た。
いつもなら迷わずそこへ向かっているはずが、今日は自分の家に帰った。
ーーーーー
ブブブブ
ブブブブ
不快に感じる音に目を覚まし、画面を確認しないまま電話に応じた
鈴「、、もしもし、、」
マ「おはようございます。鈴木さん、ちょっと急ぎの事があるのですぐ用意してもらえますか?下で待ってるので」
掛けて来た相手は相応しくない声色で話してきた。
まだハッキリしない意識のなか、ただ事ではない感じに起きる用意をした。
鈴「えっと、、10分で降ります、、」
顔を洗って歯磨きをしながら着替えを済ませ、寝癖のままマネージャーの元へ向かう。
マ「仕事前にすみません。じゃあ事務所に向かいます」
乗り込むや否や、車を発進させる。
取材が急に入ったかなと思い、移動中に少し眠った。
事務所に着くと、会議室へ連れて行かれる。
マ「、、、鈴木さん、、」
鈴「どうしたんすか??」
マ「、、HIROさんも来られるので、、」
鈴「HIROさん?!俺こんな格好なのに?!」
状況が把握できないのと、こんな失礼極まりない格好で焦りを隠せなかった。
コンコン
H「おはよー」
鈴「おはようございます!!」
HIROさんのオーラに圧倒されながら、慌てて立ち上がる。
H「座って座って。時間も無いしさっそくだけど、、こないだ連絡くれたのってこの事?」
HIROさんはまだ新品同様の雑誌を広げ、差し出した。
.
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
FANTALOVE(プロフ) - 続きが気になるので、続編をお願い出来ないでしょうか? (2021年2月14日 21時) (レス) id: dac69e269b (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読みました。 物語は完結してしまっていますが...。 その後の2人が気になります...。 最後に沢山の直しを言ってしまいすみません でした(>_<) (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく23.のここの台詞 それだけ言うと先ほどより荒々しく口付けるをする これ正しくは口付けをするではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 23.のここの台詞 抱き合っていた体を話してソッと口付ける。 これ正しくは体を離してではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
陽 - 何度も続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 22.のここの部分 インターホンを鳴らしてすぐにドアが開き、待ったましたと言わんばかりにダレノガレさんが力強くこちらを見る これ正しくは待ってましたとではないんでしょうか? (2019年8月14日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nohana | 作成日時:2019年3月30日 15時